■駄文(日々考えること)

ジェレミー・クラークソンとアマゾンは年間18億円で契約。675LTも納車に

2015/08/30

ジェレミー・クラークソンは自動車番組史上、もっとも高い報酬を誇るホストに

色々問題があってトップギアを追い出されたジェレミー・クラークソンですが、映像に力を入れるアマゾンの新番組のホストに抜擢され、年間18億円、3年12シリーズで54億円の契約を交わした模様。
これはイギリスの司会者史上もっとも高い年俸のようです。

なおこの番組は1エピソードあたり10億円近い予算を持ち、元同僚のジェームズ・メイ、リチャード・ハモンドもそれぞれ年間14億円で契約と報じられています。
ジェレミー・クラークソンが追い出された時、ジェームズ・メイ、リチャード・ハモンドはトップギアのオファーを断り、そのときぼくは「もったいない」と思ったのですが、結果的に断って大正解、という結果ですね。

なお最近は人種問題や国際問題等で公的な発言の範囲がどんどん狭くなっていると思いますが、それらに配慮した発言よりもジェレミー・クラークソンのような奔放な発言のほうが支持を集める可能性もあり(誰も害しないのが誰からも好かれるわけではない)、ドナルド・トランプもそうですが、言いたいことは言ったほうが良いのでは、と考えることもあります。

司会者が言いたいことを言えないのでは「本音」を知ることができなくなり、であれば番組自体の意義も消失して見る人も減ると思いますし、最近のTV番組が人気を失っている一方、毒舌とされる人が人気を集めるのもそこに理由があるのかもしれません。

こういった番組を見る人は「共感」を求めていると考えられ、共感を呼ぶには忌憚のない意見や強い意志が必要だとも思うのですね。
それを自分の意に反すること、オブラートに包むような言い方ではとうてい共感は得られないのだろう、とも思います。

なおジェレミー・クラークソンは先日より噂されているとおりマクラーレン675LTを購入し、デリバリーを受けたようですね(新しいアマゾンの番組向けのレビュー用ではないかとも言われる)。

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