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【動画】ロレックス・サブマリーナだけがダイバーズウォッチじゃない!サブマリーナ以外にも「タグ・ホイヤー」「オメガ」「チューダー」を見てみよう

2020/01/21

| こうやって見ると他社製腕時計もナカナカだ |

さて、ダイバーズウォッチといえばまっさきに思い浮かぶのがロレックス・サブマリーナ。
そしてそんな状況に異論を唱えるのが腕時計系ユーチューバー、ジェニー・エリーさん。
今回は「ロレックス・サブマリーナに代わるダイバーズウォッチ3本」として、タグ・ホイヤー・アクアレーサー・キャリバー5、オメガ・シーマスター・ダイバー300、チューダー・ブラックベイを紹介しています。

タグ・ホイヤー・アクアレーサー・キャリバー5

まず一本目はタグ・ホイヤー・アクアレーサー・キャリバー5
ロレックス・サブマリーナ含めて今回紹介する中では「もっとも安価な」1本です(253,000円~264,000円)。

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アクアレーサー・キャリバー5は41ミリ、43ミリから選択でき、その素材は316Lステンレス・スティール。
表面はブラシ仕上げ、側面はポリッシュ仕上げが採用されています。
耐水性は300メートル。

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風防は反射防止加工を施したサファイアクリスタル。

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ダイバーズウォッチらしく、クイックアジャスト(ダイビングエクステンション)にてベルトを1センチ延長可能。

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ベセルはもちろん逆回転防止機構つき。
動画を見る限りでは、各部の加工品質は「なかなか」であるように見えます。
インデックスはロジウムメッキ、夜光つき。

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ロレックス・サブマリーナ(943,800円)と比較して劣る部分といえば、まずはムーブメント。
これはETA社2824もしくはSelita SW200-1を改良したもので、パワーリザーブは38時間。
このムーブメント自体は18,000円程度で手に入るものであり、業界としては「非常にスタンダード」なものだそう。
よって「自社製ムーブメントを搭載していない」ということになり(気にする人は気にする)、そこは価格に見合った内容だと言えるかもしれません。

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そのほか、エクステンション、バックルも「プレス加工」にて製造されたもので、ロレッスス・サブマリーナのように「削り出された」堅牢なものではなく、かつブレスレットのコマどうしの隙間も大きいように感じられます。

ただ、この価格を考えると「コストパフォーマンスは高い」と考えられ、日常使いの腕時計としては最適な部類に属しそうですね。

オメガ・シーマスター・ダイバー300

2番めはオメガ・シーマスター・ダイバー300 コーアクシャル マスター クロノメーター 42MM(572,000円)。
タグ・ホイヤー・アクアレーサーに比較すると価格は「倍以上」となりますが、ムーブメントはオメガの誇る「オメガ マスタークロノメーター キャリバー8800(耐磁性能つき)」が搭載されています。

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ケース径は42ミリ、材質は316Lステンレスステール(ヘリウム・エスケープ・バルブつき)。
ブラシ仕上げに加えて複雑なポリッシュ加工が施されていることも特徴です。
今回紹介されているモデルは「ラバーベルト」ですが、ステンレススティール製のベルトを持つタイプ(616,000円)もラインアップされています。
ラバーベルトはピン式を採用していて調整が容易であり、ステンレスベルトも細かい調整が可能。
ステンレスベルトには1センチのエクステンションがバックル部に内蔵されています。

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ダイヤルにはシーマスターのデザイン的特徴である「波型」グラフィック入り、風防は無反射コーティングが施されたサファイアクリスタル(ドーム型)。
ベゼルはセラミックで逆回転防止機能が与えられ、ホワイトエナメルのダイビングスケールも。
なお、防水機能は300メートル。

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針、インデックスの仕上げは秀逸で、スーパールミノヴァが使用されているために暗いところでも視認性は抜群。

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そして特筆すべきはシースルーバックを持つということ。
これはロレックス・サブマリーナはもちろん、今回の比較対象にもないもので、シーマスター・ダイバー300のストロングポイントだと言えそうです。

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そのほか細部に至るまでの加工品質にも優れ、ロレックス・サブマリーナ対抗馬の「本命」だと考えて良さそうですね。
ぼくはオメガから15年以上遠ざかっていますが、その間にオメガはロレックスに対抗しうる品質を備えたように見え、一度購入を考えてみようと思います。

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チューダー・ブラックベイ

そして最後はチューダー・ブラックベイ(410,300円)。
ケース径は41ミリ、素材はブレスレットともども316Lステンレス・スティール。
サブマリーナに比較してケースの厚みが15ミリ高く、これによってずいぶん「ゴツい」印象を受けます。
さらにリューズガードがなく、リューズ自体も大きいことでロレックス・サブマリーナとは印象そのものも大きく異なることに。

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ベゼルのカラーはマットバーガンディ、表面はアルミ製、もちろん逆回転防止機構つき。
チューダーは「ロレックスのディフュージョンブランド」という位置づけにて(当初)登場していますが、現在のチューダーは独自のデザインを採用していて(昔のチューダー=チュードルはリューズなどにロレックスと共有パーツがあった)、ブラックやブロンズという、ロレックスにはない素材や仕上げも。

よって最新のチューダーは「チューダーが好きだから」という理由で積極的に選べる腕時計となっていて、しかし素材が「316L(ロレックスはさらに上位の904L=スーパーステンレス)」、ベゼルが「アルミ(サブマリーナはセラミック)」といったところなどで差がつけられているようです。※ロレックスがオーバースペックとも言える
ちなみにベゼルのカラーはアノダイズド加工で再現されているので、時間の経過とともに(賛否両論あるが)色あせてゆくという覚悟も必要(とくに紫外線には弱い)。

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ブレスレットはクラシカルな「ピン」仕様を持ち、サイド部はポリッシュ加工が施されています。

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バックルにはサブマリーナに採用される「グライドロッククラスプ」「クイックエクステンション」はなく、防水機能200メートルというところから見ても、シリアスなダイバーズウォッチではなく、「ライフスタイル寄り」だと考えたほうが良さそう。
なお、全体的にブラシ(サテン)加工された部位が多く、これはつまり傷つきにくい(傷が目立ちにくい)ということを意味していて、実用時計としては非常に優れるとも考えています。

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風防はサファイアクリスタル、そしてドーム型で、これもロレックスにはない意匠。
なお、動画では「針やインデックスはロレックスクオリティ」と評価しています。

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ムーブメントは自社製のMT5602、もちろんCOSC(スイス公式クロノメーター検定協会)認定つき。
パワーリザーブも70時間という申し分のない性能を誇り、「ロレックス・サブマリーナの半分以下の価格(ノンデイトのサブマリーナは832,700円)」でこの腕時計が買えるというのが信じられないほど。

さらにサブマリーナほどとは行かないまでも、タグ・ホイヤー・アクアレーサー、オメガ・シーマスター・ダイバー300に比較して「高い価値」を持ち続けると思われ、ぼくがこの3本の中から選ぶとしたら「ブラックベイ」だと考えています。

VIA:Jenni Elle

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