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なぜボクはスーパーカーに乗るときにはジャージを着るのか(最新版)!

2020/08/14

| ジャージを着てスーパーカーに乗るとかなり意外に思われることが多いようだ |

さて、一部の人にとって「意外」だと捉えられるのが、ぼくがスポーツカーやスーパーカーに乗る時に「ジャージ(スウエットパンツ)」を着ていること。

つまりは「もっといい服を着ているのかと思った」「てか、スーパーカーにジャージを着て乗るな」ということだと思われ、しかしぼくはジャージほどスーパーカーにマッチした服はない、と考えています。

ここでその理由を見てみましょう。

ジャージはクルマに優しい

ジャージは柔らかく伸縮性の高い素材を使用しており、かつ金属製のジッパーやリベットを(通常は)使用しておらず、よってクルマに与える負荷が非常に小さいわけですね。

もちろんジッパーがあちこちについていたり、生地そのものが硬くジーンズのように「表に」縫い目が出ていたりポケットが取り付けられている場合は(スーパーカーに多く採用される)レザーシートに対する攻撃性が高く、むしろこれは避けたいものだと考えています。

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ジャージはクルマに乗り込みやすい

そしてジャージの2番めのメリットとして、スーパーカーに乗り込みやすい、ということ。

スーパーカーの多くはサイドシルが横に大きく張り出していたり、もしくは上の方にサイドシルが張り出していますが、これをまたぐには(ストレッチの入っていない)綿パンやジーンズではまず困難(股部分や膝部分が突っ張る)。

加えて夏場などで汗ばんでいる場合、生地が膝に張り付いて突っ張ることがあり、なおのこと綿パンやジーンズは乗りにくいと考えています。

車体やシートに対する攻撃性を考慮した場合、フランネルのパンツでも問題はありませんが、やはり伸縮性を考えるとジャージが好ましいというのがぼくの見解です。

なお、「足を開きやすい」という点ではクライミングパンツでもいいかとは考えているものの、車に対する優しさを考えると「やっぱりジャージ」。

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ジャージはフットワークが軽い

そして3つ目の利点は「フットワークの軽さ」。

スーパーカーやスポーツカーに乗っていると、必ずどこかで「車体の裏を擦る」ことがあるわけですね。

これはどんなに気をつけていても防ぎようがない場合があり、いわばスーパーカーとしての宿命(そのため、スーパーカーメーカーによっては、よく擦るパーツを別体式とし、容易に交換できるように配慮している場合もあるほど)。

そして、「ガッ」と下を擦った場合、すぐに車外に出て膝を付き、クルマの裏を覗いたりしやすのもジャージ。

膝をついても汚れがさほど気にならず(汚れてもガシガシ洗える)、そこまで足を曲げることができるのもジャージならでは。

さらに、イベント等でスーパーカーを目の前にし、もっともカッコよく撮影できる「ローアングル」でカメラを構えたり、膝をついて撮影しやすいのもジャージです。

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ジャージだと「軽く見られる」のでは?

そして多くの人が気にするのが「ジャージを履いているとカジュアルすぎて軽く見られるのではないか」ということ。

これについては懸念されている通りで、見るからにスポーツ用のジャージというのはやはりNG。

よってぼくが選ぶのは「オシャレジャージ」で、履いていても膝が抜けにくい化学繊維混紡の製品です(綿100%はどうしてもだらしなく見えることがあり、洗濯を繰り返すと色落ちする)。

オススメとしてはナイキのテックフリース系、ニールバレット、Y-3、タトラス、デザント オルテラインあたり。

このあたりをタイトに着こなし、夏場だと上はTシャツ、それにおしゃれスニーカーに「なんとなくブランドものっぽいキャップ」、ウブロかロレックス、オーデマピゲの腕時計を身に着けておくとセレブっぽい雰囲気が出るので、まず軽く扱われることはないと思います。

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なお、これはぼくが世界中あちこちで身を持って実践しており「間違いない」というスタイルでもあり、とくに東南アジアや中等では「スーパーカーディーラーや高級ホテルでも通用する」と認識しています(この格好でミラーレンズのサングラスをかけ、腕組みをして立っていると、現地のスーパーカーの集まりでも、スーパーカーオーナーだと認識され、”何に乗ってんの?”と声をかけられることが多い)。

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ただ、欧州とくにイタリアだと「革靴にジャケット」がマストになることが多く、そういった場合だと革靴とジャケットに合わせてもおかしくない、ニールバレットやタトラスのジャージが好ましいと考えています(イタリアでは、革靴と襟のついたジャケットを着用していれば、あとはあまり気にされないようだ)。

そしてジャケットについても、ニットなどの素材を使用した、”ジャージに質感が近い”ものだとマッチングが良いようです。

さらに首元に何か巻いておけば、まずどこでもとがめられるようなことはなく、堂々としていればさらに吉。

ちなみに「いったいどれだけジャージを持ってるんだろうな」と思って持っている服をざっと確認してみると、なんとジャージ比率は全体の67%にものぼっているのはちょっとした驚きでした。

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