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| オプションをホイホイつけると価格が一気に跳ね上がるのも実車と同じ |
さて、ポルシェデザインは以前に「業界初となる、機械式クロノグラフのオンラインオーダーメイド “カスタムビルト・タイムピース・プログラム”」を開始すると発表していますが、今回はそのオンラインコンフィギュレーターが公開に。
これを見ると、思っていたりもずっとカスタムの幅が大きく、その内容を紹介してみたいと思います。
911に用意されるボディカラーは全て揃う
現時点でこのオーダーに対応しているのはドイツ、イギリス、アメリカのみで、製作期間は8~12週間。
今のところ1モデルのみしか選択できず、4,900ユーロからのスタートです。
そこでざっと見てゆくと、ムーブメントは自社製のWERK 01.100一択ですが、ケースの仕上げはチタンの地金色、もしくはブラック仕上げを選べます。
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ベゼルはブラックのみ、しかし「タキメーター」「タイマー」を選択可能。
さらには秒針のカラーに加え、ダイヤル外周のカラーをブラックやホワイト、レーシングイエロー、キャララホワイトメタリックなど911のボディカラー同色にすることができ、その上、モハーヴェベージュなどのインテリアカラーも用意され、そのカラーバリエーションは「30」にも及びます。
ブレスレットは「レザー」もしくは「チタン」から選択でき、レザーブレスの場合は14色からチョイス可能(ストラップサイズは3種類あり、バックルの種類のほか、ステッチは20色から選べる)。
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ロータのデザインも変更できる
そして面白いのが「ローターのデザイン」。
911カレラホイールの他・・・。
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911スポーツRSスパイダーや・・・・。
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911ターボホイールも!
ただ、伝統の「フックス」がないのはちょっと残念です。
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しかもローター中央のポルシェクレスト(エンブレム)をカラーにできるというオプションも(200ユーロかかるので、実車のホイールセンターキャップをカラーにするのと同じくらい)。
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しかもデザインによってはカラー選択も可能で、911ターボSエクスクルーシブデザインだとブラックやゴールド(オーラム)も選べるという芸の細かさよ・・・。
さらには「PORSCHE DESIGN」「911」「911Carrera」「911 Turbo」「911 Targa4S」など各モデルのロゴを入れることも可能です。
ただ、様々なオプションを選択すると、あっという間に価格が跳ね上がってしまうのもポルシェの実車と同様で、なんだかんだでオプションを付与してゆくと、4,900ユーロからはじまった価格が結局は7,900ユーロに。
ポルシェオーナーは平均して「車両価格の30%くらいのオプションを装着している」と言われますが、この腕時計の場合はそれ以上になってしまいそうですね。
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参照:Porsche