タグ・ホイヤーが「ポルシェ911の60周年」を祝いカレラクロノスプリント × ポルシェを発売。初代911の0−100km/h加速「9.1秒」を再現した秒針の動きが圧巻

｜　12時〜4時にかけての区間を「倍速」でクロノグラフ針が移動し当時のポルシェ911の加速を視覚的に再現　｜

さらにはカレラ初の「ダブルグラスボックス」仕様

さて、ポルシェとのパートナーシップを締結した後、積極的に新作を発表し続けるタグ・ホイヤー。

今回はタグ・ホイヤー・カレラとポルシェ911がともに60周年を迎えたことを記念しての新作「タグ・ホイヤー カレラクロノスプリント × ポルシェ」2モデルをリリースしています。

タグ・ホイヤー カレラクロノスプリント × ポルシェはこんな腕時計

まずこちらはタグ・ホイヤー カレラクロノスプリント × ポルシェ（CBS2011.FC6529 / 1,155,000円）。

こちらは42ミリのステンレススティールケースを採用したモデルで、文字盤やスモールセコンド、インナーベゼルはシルバー、そしてレッドのアクセント入り。

なお、インナーベゼルの10時から12時にかけて「PORSCHE」文字が入っているところが新しいデザインですね。

ダイヤルの12時から4時にかけてはレッドのアクセントが見られますが、タグホイヤーによればこの部分は「初代ポルシェ911の0−100km/h加速時間」をである9.1秒を表現しているとのことで、ムーブメントをこの腕時計専用に改良し「レッドの部分をきっちり9.1秒で針が移動する」というギミックを与えています。

つまり、この部分だけは「ほぼ倍」の速度でクロノグラフ針が動き、この部分を過ぎると「急に減速する」という”かつて見たことがない”動きを見せます。

9時位置にあるカウンターのレッド表示は「タコメーター表示のレッドゾーン」をイメージ。

ケースバックはスケルトン、そしてムーブメントは専用に改良された「TH20-08」、パワーリザーブは80時間。

巻き上げローターはステアリングホイールをイメージした形状を持っています。

ストラップは911ロゴが刻印されたカーフレザー、バックルはタグ・ホイヤーのアイコンが刻印されたポリッシュ仕上げ。

タグ・ホイヤー カレラクロノスプリント × ポルシェにはローズゴールド仕様も

そしてこちらはタグ・ホイヤー カレラクロノスプリント × ポルシェ「8K 5Nソリッドローズゴールド（CBS2040.FC8318 / 2,953,500円）」。

ケースサイズはステンレスティールと同じ42ミリ、仕上げも同じくサテンとポリッシュ仕様です。

ダイヤルは薄いゴールド、クロノグラフ針やインデックスはゴールド、スモールダイヤルのエッジやデイト表示の窓、時針 / 分針はシルバー（針はおそらくホワイトゴールド）。

風防はドーム状の「グラスボックス」デザインを持つサファイアクリスタル、そしてケースバックのサファイアクリスタルもグラスボックスを持つという「ダブルグラスボックス」仕様ですが、これはカレラ史上初なのだそう。

ただしタグホイヤーはこれについて”新しいタグ・ホイヤー カレラ コレクションのシグネチャー的特徴”だと述べているので、今後の（ポルシェとのコラボモデルではない）タグホイヤーにも反映されることになるのかもしれません。

なお、このゴールドモデルのバックルは「フォールディング」ではなく「ピンバックル」。

タグ・ホイヤー カレラクロノスプリント × ポルシェのプロモーション動画はこちら

合わせて読みたい、タグ・ホイヤー関連投稿

参照：TAG HEUER