
| 見た目が「登山靴ほど重くワイルドではなく」ハイテクスニーカーのような軽快さを持つことが大きな特徴 |
それでいて「衝撃吸収性」「保護性能」はピカイチである
さて、ナイキ ACG ゼガマ ハイク(Nike ACG Zegama Hike)を購入。
これは2026年に登場した新しいハイキングシューズで”かなり面白い”モデルでもあり、一言でいうと、「トレイルランニングシューズの軽さ・クッション性」と「ハイキングブーツの安定性・耐久性を融合したシューズ」。
なお、もともと存在するACG ゼガマ(Zegama)は本格的なトレイルランニングシューズであり、しかし今回の「ゼガマ ハイク」はそのDNAを受け継ぎながらも「よりハイキング向け」に仕立てなおされたというポジショニング。
ナイキ自身も「ランニングシューズとハイキングシューズの垣根を越える」モデルだと説明しており、ここでナイキ ACG ゼガマ ハイクは「どういった靴なのか」を見てみましょう。

この記事の要約
- ナイキ ACG ゼガマ ハイクはある意味での「新種」
- 見た目はハイテクスニーカー系、しかしビブラムソールを採用するなど「本格的なトレイルランにも対応」
- 旅先で「1日中」履くことができる快適性、そしてデザイン的な「フレキシブルさ」にも要注目

ACG ゼガマ ハイクとは?
最大の特徴は「ZoomX+多層フォーム」
ナイキ ACG ゼガマ ハイク最大の特徴は「ZoomX+多層フォーム」を持つことで、ここが普通のハイキングシューズと決定的に異なるところ。
足の真下にナイキ自慢の高反発フォームであるZoomXを配置しており、その周囲・下側には”より硬く耐久性・安定性を重視したフォーム”を組み合わせています。
つまり、
足側 → 柔らかく反発するZoomX
↓
外側 → 安定性・保護性を担うフォーム
という多層構造を持っていて、一般的な登山靴のような「硬くて重い」という方向ではなく、「スニーカーのようなクッション感を残したハイキングシューズ」を狙っているというわけですね。

実際のところ、そのコンセプトは視覚的にも表現されているように思われ、ハイキングシューズ的な雰囲気を残しながらもカジュアルで軽快な「スニーカー的」なスタイリングを実現しています。

Vibram Megagripを採用
ただしアウトソールはかなり本格的で、採用されるのは「Vibram Megagrip(ビブラム・メガグリップ)」。

これは濡れた岩、乾いた岩、土など、滑りやすい路面でのグリップ性能を重視したラバーコンパウンドを持っており、ナイキによれば、濡れた路面・乾いた路面の両方でトラクションを確保することを狙っているのだそう。

ちなみに「横幅」はかなりのもの(設置面積の確保がその理由だと思われる)。

こうやって見るとその「幅」「安定感」がよくわかるかも。

したがって、以下のような条件において、かなり幅広く使えるタイプということになりますね。
- 街歩き
- 公園・自然歩道
- 軽いハイキング
- 本格的なトレイル
- 旅行先での長時間歩行

ミッドカットなのもポイント
ゼガマ ハイクはミッドカットを採用しており、普通のトレイルランニングシューズより足首周辺をしっかりホールドしてくれることが期待でき、特に・・・。
下り坂で足が靴の中で前に滑る
→ 足首・かかとをしっかり固定
という部分を重視している、とのこと。
一方でアンクル部分には「パッド」が入っておらず、これによって軽快な印象を演出しているのだと思われます(ここにパッドが入っていると一気に登山靴っぽくなる)。

さらには以下の構造 / パーツを採用することでしっかりと足を保護してくれるというわけですね。
- ラバー加工オーバーレイ
- トゥガード
- ヒールガード
- 足首部分のゲートル

反面、シュータンにはパッドが入ることで足の甲をソフトにホールドしてくれます。

シューレースは「ほどけにくいよう」節目が入るタイプを使用しており、ナイキがちゃんと「その用途にあった」パーツを使用しているということがわかりますね。

なお、このサイド部分は近年の自動車の「Cピラー」のような感じですね。

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「ゼガマ」と「ゼガマ ハイク」の違い
元祖「ゼガマ」は、かなり本格的なトレイルランニングシューズであり、2026年モデルではZoomX+Cushlon 3.0、Vibram Megagripを組み合わせ、ウルトラマラソンなども想定しています。
それに対してゼガマ ハイクは「走る」より「長時間歩く」方向に振ったモデルと考えると分かりやすいかもしれません。

| ACG ゼガマ | ACG ゼガマ ハイク | |
|---|---|---|
| 主用途 | トレイルランニング | ハイキング |
| カット | ローカット | ミッドカット |
| ZoomX | ○ | ○ |
| Vibram Megagrip | ○ | ○ |
| 軽快さ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| クッション | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 安定性 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 防護性 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| 街履き | ○ | ◎ |
| 登山・ハイキング | ○ | ◎ |

実は「旅行靴」としても面白い
ちなみにぼくは登山を行うことはほとんどなく(運動は苦手である)、このACG ゼガマ ハイクを購入した目的としては「旅行靴として」。
例えば海外旅行ではこんな使い方が想定され・・・。
ホテル → 街歩き → 観光地 → 石畳 → 坂道 → 未舗装路 → また街

一般的な登山靴だと、「ちょっと(重量的にも見た目的にも)ゴツすぎる」という場面であってものACG ゼガマ ハイクだと軽やかで、一方で普通のスニーカーだと、「石畳や山道ではグリップが心配」「見た目がカジュアルでスポーティー過ぎる」という場面であっても「ブーツっぽさがある」ことで運動靴的イメージを回避できるのでは、と考えているわけですね(旅先では、その日一日のすべての予定を1足で対応せねばならないときがある)。
しかもZoomXを採用しているため、長時間歩いたときの足裏の疲労軽減をかなり意識した設計となっています。
デザインもかなりACGらしい
のACG ゼガマ ハイクは従来の「登山靴」のデザインとはかなり違ったルックスを持っていて、このブラックであればカーゴパンツ、ナイロンパンツ、アウトドア系ジャケットなどとの相性が良く、そのため、「本格的な登山靴を街で履く」という感じではなく、「ACGのハイテクスニーカーをスタイリッシュに街なかで履く」というイメージ。※登山靴がクロカン4駆だとすれば、ACG ゼガマ ハイクは最新のトルクベクタリング4WDのような感じである

よって、こういった状況ではかなり活躍するのでは、というのがぼくが勝手に抱く印象です。
- 長時間歩く
- スニーカー的なクッションが得られる
- 普通の登山靴は重く感じる
- 雨や濡れた路面にも対応したい
- 旅行で山・自然・街を1足でこなしたい
- ACGらしいデザインが好き
逆に、岩場中心の本格登山や、重い荷物を背負った縦走なら、モンベル、メレル、サロモンなどの本格登山靴のほうが適していますが、上述のとおりぼくは本格的な登山に行く予定はなく、よってACG ゼガマ ハイクの「オールマイティさ」を重視したいというわけですね。
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