アディダスがちょっと前から展開しているスニーカー「チューブラー(チュブラー)」。
微妙にシンプルで未来的、色遣いとそのパターンがちょっと斬新なので履いていても「チューブラー」とわかるのが特徴。
現在は「チューブラー ドゥーム(TUBULAR DOOM)」「チューブラーインスティンクト(TUBULAR INSTINCT)」「チューブラー インベーダー2.0(TUBULAR INVADER )」「チューブラー ラディアル(TUBULAR RADIAL)」「チューブラー エントラップ(TUBULAR ENTRAP)」という5モデルが発売されています。
オールドスクールではなくテクノ系っぽい外観なので上下ブラックのジャージやブランド物のスタジャンを着る人に大人気となっていますが、ぼくとしては「インスティンクト」「ドゥーム」「インベーダー2.0」がお気に入り。
「インベーダー」はいくつかバリエーションがあり、ソール一部のカラーが異なるもの(ブラックにレッド、といったオシャレなモデルもある)、そして甲部分にストラップつきのデザインもあって、これらはヴァレンティノやニール・バレットのようなハイブランドのスニーカーっぽい印象も感じられ、価格に比べると相当にデザイン性が高いと考えています。
なおスニーカー素材としては昨年から急激に「ニット」が増えており、ナイキは「フライニット」、アディダスは「プライムニット」の名称で展開中。
通気性が高く履き心地が良いのが特徴ですが、従来の生地に比べるとちょっと価格が高いようです。
加えて、「チューブラー ドゥーム」のような、シューズとソックスが一体化したスニーカーもここ数年に出てきたもので(アクアソックなどは前からありましたが)、ナイキでは主にサッカーシューズで展開していますね。
スニーカーはけっこう不思議な製品であり、単体で見たときに「すごく格好良い」と感じても実際に履くとボッテリとして全然格好良く無かったり、しかしスニーカー単体では普通すぎるように見えても履くときれいにまとまっていたり、金ぴかで「派手すぎる」と感じてもいざ履くとしっくりと決まったり。
つまりは「履いてみるまでわからない」のがスニーカーではありますが、その意味でも必ず試着したのちに購入したいと考えています。
たとえばゴールドのナイキ エアフォースⅠですが、パっと見るとゴールドで「ないわーこれはないわー」と思うのですが、実際に履いてみるとけっこうシック。
エアマックス90はけっこうシンプルに見えますが、実際に履くとなんとなくモッサリして見えると考えています。
なおスニーカーは一般に、単体で見たときよりも履いた時のほうが「小さく」見える傾向にあり、シューレース(靴紐)の位置が前にあればあるほど(フットスケープなど)、「甲」の部分が短く、そしてスニーカー自体が小さく見える傾向にもあるように思います。