ルイ・ヴィトンが「マイ LV ワールドツアー」なる、新しいカスタムを開始。
ルイ・ヴィトンのルーツは「旅行用トランク」にありますが、ヴィトンの3代目当主であるガストン・ルイ・ヴィトンが世界中を旅する際にそのホテルのステッカーを自身のトランクに貼ることを趣味の一つとしていたようで、これを現代にパーソナライゼーション・サービスとして蘇らせた、とのこと。
店舗にて用意されているラベルを選んで対象の製品にそれらをプリントしてもらう、という内容のようですが、オンラインでは対応ができず、ルイ・ヴィトン・ストアまで出向く必要があるようですね。
なおルイ・ヴィトンは時折期間限定、ショップ限定にて製品のカスタマイズを行うサービスを提供していますが、今回はとくにショップは限定されていない模様。
ラベルについては以前に香港にて開催されていたポップアップ・ミュージアムでも配布されていたポストカードの絵柄と同じようで、これらを選んで自由に配置できるようです(ラベル一枚あたりの価格は不明)。
こういったラベル、もしくはステッカーやワッペンでのカスタムは今年の流行のようであり、多くのブランド(国内外)がワッペンによる既成カスタム、オーダーカスタムを展開中。
ワッペンというと「ディースクエアード」を思い出しますが、ディースクエアードは今年相当数のワッペン付きアイテムを復活させていますね。
加えてプラダも今年はポップアップストア限定にてワッペンによるバッグやアパレルのカスタマイズを行っていて、しかしなんとワッペン一枚12000~18000円。
10枚ワッペンを貼り付けると12万円~18万円(ワッペンだけで!)という驚愕の価格になるものの、画像を見るとワッペンはけっこう手の込んだ作りとなっており、高いのも納得できるか、という感じです。
ほか、阪急メンズ館(大阪)でもドメスティックブランドがスニーカーやバッグのワッペンによるカスタマイズを行っており、これはワッペン一枚1200円~3000円くらい。
バッグひとつカスタムするのもなかなかお金がかかるなあ、という感じですね。
ちなみにぼくはワッペンが大好きで、ワッペンの付いた服を積極的に選ぶ傾向にあります。
そしてそれらの衣類が破損したりして廃棄する時にもワッペンを外して取っておく習慣があり、そうやって溜まったのがこれらワッペン。
中には70年代のヴィンテージもの(コムデギャルソンのジーンズに付いていた)もあり、今ではけっこうな量に。