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悲報。購入したばかりのオーデマピゲ・ロイヤルオークに不具合が発生する

2017/01/01

先日購入したばかりのオーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショアクロノですが、ちょっとした(いや致命的な故障か)問題が発生。
どういった問題かというと「時間が遅れる、もしくは止まる」というもの。

具体的には、(ゼンマイが切れて)止まっている状態から自動で巻き上げ、もしくは手巻きでゼンマイを巻いて使用していても、1時間くらいしてふと時計を見ると、時間がかなり遅れていたり止まっている、というもの。
いやそれは(ぼくが)動いていないので巻き上げができていないんじゃないかという意見があるかもしれませんが、説明書通りに「手巻きでリューズを30回まわして巻き上げ」ても状況は同じ。
かつ、他のオーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショア(もしくは他の自動巻腕時計)と同じように装着して動いても症状が発生するので、これはこの個体の問題と言えそうです。

考えられる原因としてはおおよそ下記かと考えていますが、もちろん購入時の保証があるので、購入した時計店にはすでに相談し、一旦メカニカルチェックをしてもらう段取りになっています。

1 ローターの動きが渋い
通常、自動巻の腕時計であれば腕時計そのものを勢いよく振るとローターが遠心力で何回転かすると思いますが、今回購入のロイヤルオーク・オフショアクロノはローターがそこまで回っていないようですね。
ただし動きが硬いというわけではなく、ほんのちょっと時計を傾けてもローター自体は動いています。
2 パワーリザーブが効いていない
手巻きで巻いてもすぐに止まるということを考えると、そもそもゼンマイを巻いてもリザーブできていないのかもしれませんね。
3 内部駆動系の抵抗が大きい
ゼンマイを巻いてしばらくは普通に動き、その後に急激に時間が遅れ出すので、内部の抵抗がどこかにあり、それでゼンマイのパワーを食っており、巻き上げたとしてもすぐにパワーが尽きるのかもしれません。
これは他の部分に負担がかかる可能性があり、最も恐ろしいケースですね。

なお、高級腕時計ブランドといえども完璧ではなく、今までにロレックスで二回、カルティエで一回、同じように「パワーリザーブが効かない」ということを経験しています。
よって、腕時計購入後は一定期間その正確性を記録しておいたほうがよく(経験上ですが、たいていの場合は最初から不具合があり、途中から問題が発生するケースは稀)、ブランドを過信するのは禁物。

なお機械式腕時計については「修理すれば直る」ため、不具合が見つかったほうがより完璧に近づくと考えており、不具合が発生したとしてもそれはそれでオーケーか、と気楽に考えています。

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