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クラシック・アストンマーティンの落札記録塗替えか。1956年製DBR1が競売に登場予定

2017/07/01

| アストンマーティンのクラシックカーは非常に価値が高い |

ここ最近クラシック・アストンマーティンの価格がうなぎのぼりですが、また「最高落札価格を更新しそうな」ジャガーが登場。
今回オークションに登場するのは1956年製のDBR1で、ほぼオリジナルのコンディションとなる貴重な個体。
DBR1は1959年のル・マンにてメルセデス300SLR、フェラーリ250GTO等と競い勝利していますが、ニュルブルクリンク1000キロではスターリング・モス卿、そのほかでもキャロル・シェルビー氏、ジャック・ブラバム氏がDBR1をドライブ(1959年ル・マンにおける優勝車両のドライバーはキャロル・シェルビーとロイ・サルヴァドーリ)。

レース活動を引退した後は個人のオーナーに売却され、その後2001年までそのオーナーが保有。
後に現在のオーナーへと所有者が変わり、今回販売に出される、とのこと。

おそらく落札価格は23億円ほどになるであろうと見られており、もっとも高価なアストンマーティン、さらにはもっとも高額で落札された英国車になるであろう、と見られています。

非常に美しいシルエットを持っており、どこかのメーカーがこういったデザインの車を出せばけっこう人気が出るのでは、と思うこともあります。
光岡自動車はクラシックな車を発売していますが、マツダ・ロードスターベースでこういった車を作ってくれるといいなあ、と考えることも。

シートは英国車っぽいシックなチェック柄。

意外と多いスイッチ類(オーディオもエアコンもウインドウ昇降も無いことを考えると)。

スパルタンなペダル。

スポークに巻いてあるのはウエイト?

年代を考えると相当に美しい状態を保っており、かなりな手間とコスト(そして愛情も)をかけて維持されていたことがわかりますね。

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