ニュルブルクリンクにて「奇妙な現象」が発生し、それを収めた動画が公開に。
その「奇妙な現象」とは、特定のコーナーにおいて、(他の車は問題なく走り抜けているのに)アウディRS3スポーツバックのみが5台もコースアウトする、というもの。
一台や二台であればまだしも、「五台」のRS3が曲がりきれず、しかし他の(同じ速度で走行する)車が曲がれている、ということはRS3とコーナーとの相性が悪い、ということになりそうです。
アウディRS3は4WD(クワトロ)採用、5気筒ターボエンジンにて400馬力を発生するホットハッチ。
相当に高いポテンシャルを持っているはずですが、このコーナーでは「アンダー」が出ており、連続するカーブでの荷重移動が難しいのか、クワトロシステムのトルク配分がうまくゆかないのか、はたまた「勝手に内輪にブレーキをかける」あのシステムが邪魔をしているのかはわかりませんが、ドライバーはこのカーブの攻略にかなり手を焼いているように見えます。
なおニュルブルクリンクは1927年に作られたドイツにあるサーキットで、一般には古い方の北コース(ノルトシュトライフェ)が有名。
トヨタや日産、マツダやスバルでもニュルブルクリンクでのタイムをアピールしたりテスト走行を行っており、いずれのメーカーもニュルニュル言うのはその「コースの過酷さ」ゆえにそこで立証された性能は世界中どこのサーキットでも通用すると言われるため。
アップダウン、段差、ブラインドコーナー、天候の変化によるコンディション急変などとにかく「車とドライバーに負担がかかる」ことでも知られ、各メーカーにとってスポーツカー開発時の一つの指標となっており、そのため「共通したモノサシ」になっている、とも言えます。
よく聞く「オーバーステア」と「アンダーステア」について解説した動画が公開に
ニュルを2週走るためだけに、18,000キロの道のりを100日かけカブ(8馬力)で自走してきた韓国の若者が話題に
抜いて抜いて抜きまくる。ニュル最速の女性ドライバーが911GT3Rでほかの車をゴボウ抜きする動画