高額落札モデルの常連、ポルシェ911GT2(993世代)がRMサザビーズ開催のオークションに登場予定。
993世代の911GT2は生産163台のみが製造され、その過激さや「空冷最後」のスパルタンモデルということからも非常に人気の高い一台ですね。
これまでも1億円を超える価格で落札されており、しかし「1億円」と言えば発表されたばかりの最新型「911GT2RS」の3倍ほどの価格、ということに。
エンジンは3.6リッターフラット6、出力は430馬力、そして何と言ってもメーカー純正なのに族車のような「ボルト留め」オーバーフェンダー、本棚のような巨大リアウイングが特徴です。
今回オークションに登場する個体の走行距離は18,000キロで、過去に一度、1999年にニュルブルクリンクでクラッシュしたもののポルシェによって完全に復元されており、復元後の走行距離はわずかに3000キロ、とのこと。
今回は1億円を超える予想落札価格ではありますが、おそらく今後価値が下がることはないと思われ、その意味では「もっと高い値がついてもいいかもしれない」と考えたりします。