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なぜ?クラリオンが初代NSXをレストア&フルチューン。機能や快適性が現代レベルにバージョンアップ

2017/10/19

ボルトやナットひとつに至るまでレストア。初代NSXが内外装、機能とも最新に

初代ホンダ(北米なので実際はアキュラ)NSXがラスベガスで開催されるオークションに登場予定。
ただしこのNSXは「通常ではない」個体で、なぜかオーディオメーカーの「クラリオン」がカスタムしたもの。
年式は「1991」、クラリオンがカスタムついで(?)にすべてを分解してレストアを行った逸品となっています(初代NSXのレストア済みは珍しい)。

エンジンはスーパーチャージャー装着、足回りやブレーキも強化済み

なお、クラリオンはこの1991年式ホンダNSX、そして1974年製BMW2002を同様にカスタム&レストア。
こちらのBMW2002のほうは昨年にオークションへ出品され1500万円ほどで落札されています。

エンジンは2004年式のNSXのからスワップした3.2リッター(1991年式は3リッター)、しかし「スーパーチャージャー」装備。
北米では数量限定にてスーパーチャージャーを装着したNSXが正規販売されていますが、そのエンジンなのかもしれませんね。
なお出力は344馬力(もとが280馬力なのでけっこう控えめ)となり、これによって0-100キロ加速は4.5秒、と現代のスポーツカーとしても遜色のないレベルに。

エアクリーナーボックスはハンドメイドのカーボン製、エキゾーストシステムはAEM製(もちろんカスタムメイド)。
トランスミッションは6速マニュアル、サスペンションはKWによる三段階調整式へ変更されており、ブレーキはStopTech、ホイールはチタンカラー(ブロンズ)のボルク製、タイヤはミシュラン・パイロットスポーツだとアナウンスされています。

派手なエアリパーツを持たず上品な仕上がりで、まさに極上とも言える仕上がりですね。

クラリオンNSXの内装はこうなっている。現代風にアレンジされた快適空間

なおインテリアも当然レストアされ、クラリオンのトップレンジ、NX807マルチメディアシステムをインストール。
もちろんカーナビゲーションシステムも装備され、FDSデジタルスピーカー、サブウーファーも装着済み。
さらにはレーザー+レーダーセンサーによる360度バードビューカメラも備えるなど、パフォーマンスに劣らず快適性も現代最高水準と言えますね。

内装はブラック+ブラウンレザー、ステッチはブラウン、エンジンスタートはプッシュボタン式に。
ステアリングホイールにはセンターマークも入り、巻かれるレザーはパーフォレイテッド(穴あき)。

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