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新型ロールスロイス・ファントム「生産第一号」は競売に。なお先代「最後の一台」も記念碑扱い

2017/12/10

最初と最後は大切

ロールスロイスは先日新型「ファントム」を発表したばかりですが、その第一号車をオークションに出品する、と発表。
ロンドンのディーラーにも新型ファントム展示されていたものの、そちらはプロトタイプであったか、それともこのために「生産第一号」をロールス・ロイスがキープしていたものと思われます。
なお、ロールスロイスは先代ファントム「最後の一台」についてもコレクターに向けて送り出すなど「有終の美を飾らせて」おり、最初や最後といった節目を大事にする会社のようですね。

もちろん収益はチャリティーに

出品されるオークションは2018年開催の「ナポリ・ワイン・フェスティバル」の一部として執り行われるもの。
カラーはパープルとブルーを基調にしており、カラー的にはロンドンのディーラーへと展示された車両とよく似たスキームを持っているようです。

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近年は自動車メーカーが様々な限定モデルやワンオフモデル、記念モデルをオークションに出品することが多くなっていますが、とくにフェラーリやランボルギーニは最近話題に。

こういったオークションは、落札者にとっては「希少な車を手にできるチャンス」であり、もしくは「自分の名を売る機会」だとも考えられます。
メーカーにとっては「ブランドイメージ向上」が見込め、オークション開催元は手数料が入り、そしてその収益金を寄付すれば、もちろん寄付を受けた団体も潤うことに。

価値のある製品を持つ有名メーカーにしかできない行為ではありますが、関連する人すべてが幸せになれることでもあり、そして「価値のある製品を持つ有名メーカー」は積極的にこういったチャリティーオークションへの出品を行うようにすると、隅々まで「お金が行き渡る」ようになるのかもしれません。

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