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30年間放置された、2オーナーのポルシェ912(911の廉価版)が倉庫で発見。競売に

2017/12/25

| 二人目のオーナーになにが? |

30年間を納屋(倉庫)にて過ごしたポルシェ912が発見され、オークションに登場することに。
これは1965年にオランダへと納車されたもので、その後20年ちょっとを最初のオーナーが所有し、その後別のオーナーへと売却。
そのオーナーは数年間負った後に倉庫へとポルシェ912をしまい、その後現在に至るまで発見されなかった、というのが事の経緯となります。

ポルシェ912?911じゃなくて?

ポルシェ912はポルシェ911の廉価版、という位置づけ。
ポルシェ911の価格が高価になりすぎたことへの対策として4気筒エンジンを搭載し、ダッシュボードの簡素化、メーターの3連化(911は5連)などによって価格を抑えており、北米では「912E」として販売。
1965-1969年の間まで販売されていますが、現在では中古市場でその姿を見かけるのは非常に稀。
もちろん4気筒エンジンということで車体重量は軽く、とくにリアが軽量であるために「リアヘビーに悩まされた」911よりは扱いやすい、として好むファンも多く存在する車です。

出品はRMサザビーズ

オークションを開催するのはRMサザビーズで、状態は「現状渡し」。

よって購入者はレストアを行う必要がありますが、むしろそのほうが「自分の好むボディカラーや内装」に仕上げることができていいのかもしれませんね。

走行距離は3万キロほどで、予想落札価格は最高で950万円ほど。

人が触れたような痕も。

現状ではエンジンも「不動」。

内装も要フルレストア状態ですね。

「912」のモデルネーム。

なぜかキーはついた状態。
一体このオーナーの身に何があり、どういった理由で放置されることになったのか気になるところです。

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VIA:Barnfinds

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