| 一体何を考えたのか |
韓国キア自動車(KIA)がトンデモナイ動画を公開。
なんとキアの新型車「フォルテ(FORTE)」において、そのプロモーションのためにランボルギーニ・アヴェンタドールともどもサーキットに持ち込んで比較テストを行うという内容となっています。
どう考えても「勝負にならない」ようには思いますが、その内容を見てみましょう。
キア・フォルテはこんな点でアヴェンタドールに勝る
レビューに登場するのは一組の家族。
ランボルギーニ・アヴェンタドールはガルウイング(シザースドア)二枚しかなく、しかしフォルテは普通に開閉できるドアを4枚持っている!
パパンの乗り降りが大変!
キア・フォルテにはママンのヨガマット含めてたくさんの荷物を入れることが可能だけど、ランボルギーニ・アヴェンタドールには小さなバッグ一つしか入らない!
旅行に行こうと思ったら家族と荷物を置いてゆかねばならない!
といった感じでもっぱら「利便性」についての比較であったようですね。
他にもキア・フォルテにはタッチスクリーン式のインフォテイメントシステムがある、ワイヤレスチャージがある等述べ、都度都度「アヴェンタドールには無い」ということを示し、最後には「アヴェンタドールよりも40万ドル(4500万円)安いキア・フォルテのほうが使い勝手がいい」という結論に。※冗談抜きで、ランボルギーニ・アヴェンタドールを購入する際の自動車取得税と同じ金額でキア・フォルテを購入してもお釣りが来る。つまりキア・フォルテの価格はアヴェンタドール購入時の諸費用にも満たない
動画そのものは意外と面白く、これをスーパーボウルで流せば相当な反響があるんじゃないかと思ったり。
キア・フォルテはこんな車
今回キアはデトロイト・モーターショーにて、モデルチェンジを行ったキア・フォルテを公開。
コンパクトセダンというセグメントに属し、すでに発表されているスポーツクーペの「スティンガー」と似た外観が与えられることでぐっとスタイリッシュに。
ちなみにキアはヒュンダイ傘下にあり、そして初代アウディTTのデザイナーがCEOを務める会社。
「追いかける」立場にあるだけに、ライバルや、ターゲットとする市場をかなり研究しているという印象がありますね。
ボディサイズは全長4640ミリ、全幅1798ミリ、全高1440ミリ。
いずれの数値も先代よりかなり大きくなっており、キアは快適性と実用性が増した、としています。
インテリアでは8インチサイズのタッチスクリーンが与えられ、アップル・カープレイ、アンドロイド・オートにも対応。
ワイヤレスチャージ、320ワットのハーマンカードン製オーディオも備え、アメリカ人の志向にマッチした車だと言えそうです(アメリカでの自動車評価における、これら項目の影響は大きい)。
エンジンは2リッター4気筒(ハイブリッドではないもののアトキンソンサイクルを使用)、147馬力。
それでは動画を見てみよう
こちらが問題の動画、「New Kia Forte and Lamborghini Aventador take it to the track!」
https://www.youtube.com/watch?v=m7L9XRfGULo