| ランボルギーニの歴史を7分に凝縮 |
1963年に始まった、ランボルギーニの歴史を紹介する動画が公開に。
最初に発売した350GT(第一号車のボディカラーはヴェルデ・アルテミス)にはじまり、ランボルギーニが発売した車のすべてをスペックやエンジンサウンドとともに見ることができる秀逸な内容となっています。
なお、ランボルギーニのホームページでも過去のモデルについて紹介するコンテンツが存在。
意外と2+2、4座も多かった
350GTのあとはそのバージョンアップ版である400GTへと続き、1966年にはついに「ミウラ(Miura)」の登場。
ミウラの名前は闘牛専門の牧場、「ミウラ牧場」に由来。
その後はイスレロ(Islero/これも闘牛の名前)へ、エスパーダ(Espada/スペイン語で”剣”の意味)と続きます。
そして1970年にはハラマ(Jarama)が登場。
”ハラマ”はスペインのハラマ・サーキットから取られています。
その後はウラッコ(Uracco/これも闘牛の名称、とのこと)が登場し、1974年にはあのカウンタックが登場に。
「Countach」はイタリア・ピエモンテ地方の方言で「びっくりした」を意味し、カウンタックのプロトタイプを見たピエモンテ人が「クンタッシ!(びっくらこいた)」と言ったのがそのまま名前に。
なお、ドゥカティ「ディアベル」も同じで、試作車を見た人がまるで悪魔(ディアベル)そのものだとつぶやいたことに由来。
ランボルギーニ・ウラッコの維持には相応の手間が必要。しかしその価値はある
1976年には初めての樽がトップを採用したモデル、「シルエット(Silouette)」。
このモデルの名前の由来は正直不明。
そしてジャルパ(Jalpa)。
これもなぜこの名前になったのか明らかではありません。
LM002、ディアブロを挟んで2001年にはムルシエラゴ。
「LM」はランボルギーニ・ミリタリーをあらわし、もともと軍用車にルーツがあることから。
ムルシエラゴ(Murciélago)はスペイン語で「コウモリ」ですが、ランボルギーニの場合は同名の闘牛の名を頂戴したもの。
これも一応市販モデル、「セスト・エレメント」。
ここからレヴェントン(Reventón)、ガヤルド(Gallardo)、アヴェンタドール(Aventador)、ヴェネーノ(Veneno)、ウラカン(Huracan)が登場。
レヴェントンもやはり闘牛、ガヤルドは闘牛の血筋のひとつ、アヴェンタドール(”ふいご”の意味がある)も闘牛の名、ヴェネーノ(毒という意味)、ウラカン(ハリケーンと同義)もやはり闘牛の名前がそのネーミングの由来。
2016年にはフェルッチョ・ランボルギーニ生誕100周年記念モデル、チェンテナリオ。
それでは動画を見てみよう
こちらがランボルギーニにおけるこれまでの変遷をまとめた動画、「The Evolution Of Lamborghini Models (from 1963 - lamborghini urus 2018)」。
そのほか、ディアブロ(後期)のヘッドライトは日産フェアレディZ(Z32)と同じ、アヴェンタドールのデザインモチーフはカメムシなど、ランボルギーニのトリビアも動画の最後にて紹介。