| X4はフェイスリフトを経ずにいきなりモデルチェンジ |
BMWが新旧X4の比較を行なった動画を公開。
BMWは現行5シリーズ発表時あたりからこの「比較動画」を公開しており、その内容はかなり参考になる、と考えています(ただ、前モデルのオーナーにとっては”酷”な内容かもしれませんが)。
今回X4は第一世代のF26から第二世代のG02へと移行したことになり、他モデル同様「変わっていないようでけっこう変わっている」ようですね。
意外と細部は変更されている
まずはフロント。
他モデル同様ですがキドニーグリルがかなり「巨大」に。
そして初代では上下二分割されていたアンダーグリルが「ひとつ」にまとめられ、ナンバープレート、そして視覚的な印象が「上に」持ってこられたようです。
この意図は不明ではあるものの、よりオフローダーらしくワイルドな印象を出したかったのかもしれませんし、ボディの天地を薄く見せることでスタイリッシュさを出したかったのかもしれません。
な、ボンネットやヘッドライトの位置はほぼ変わっていないようで、しかしヘッドライトが大型化しているように見え、現在は各メーカーのヘッドライトが「小さく」なっているものの、それとは逆の現象です。
フロント細部。
新型X4ではフロントバンパー左右のグリルをセンターと切り離すことで「フロントがより尖った」印象も。
これはBMWの他モデルでも顕著なデザイン的変化ですね。
ほか、フォグランプ形状やグリル、そしてガイドの形状も大きく変わることに。
サイドは比較的変化の少ない部分。
ただしルーフラインは初代ほどスロープが緩くはなく(クーペっぽくなくなったという意味で)、おそらくはヘッドスペース(と荷室)確保のためにルーフが「さほど落ちていない」模様。
ただしリアウインドウの面積はかなり小さくなっているようです。
前後パンバー下部の処理は大きく変わり、二代目では地面と垂直にストンと落ちていますね。
インテリアも「変わっていないようで」大きく変化。
メーターがデジタルとなる、センターのインフォテイメントディスプレイが大きくなり、その位置も「上」に。
結構変わったのがテールランプ。
細く長い形状へ変更されています。
アップはこんな感じ。
新型はメルセデス・ベンツGLCクーペやGLEクーペのように「細長く」なっていて、その位置もかなり上の方に。
これに合わせてかナンバープレートが下に移動し、全体的に「ハイデッキ感」を押し出しているようですね。
バンパー下部のデザイン的な印象は変わらないものの、より造形が複雑に変化し、リフレクターもやはり細長い形状へと変更され、ワイドさの演出を意識しているのだと思われます。
それでは動画を見てみよう
こちらがBMW公式による新旧X4の比較動画、「BMW vs BMW : BMW X4 vs X4. 1st vs 2nd generation.」。
こちらは新旧X3の比較動画、「BMW vs BMW : BMW X3 vs X3. 2nd vs 3rd generation.」。