| BMW 3シリーズに超高回転型となるS2000のエンジンをスワップ |
E30世代のBMW 3シリーズに、ホンダS2000のエンジンをスワップした男が登場。
ホンダS2000のエンジン(前期型)はレッドゾーンが8600回転、最大トルク発生が7500回転という超高回転型エンジンですが、これにスーパーチャージャーをドッキングさせ、吸気量に見合った大容量インジェクターの装着そしてECU変更によって、出力はなんと350馬力に(この車両は販売されており、売主によるとECU設定変更で簡単に450馬力に到達する、とのこと)。
重量も200キロ近く軽量化
E30世代の3シリーズはタマ数が多く、そして安価に入手しやすいことからもこれまでに様々な改造が報告されており、最近だとE30 M3にV8エンジンを押し込んだ個体も登場。
加速中いつまでたってもホイールスピンが収まらないため、そのタイヤスモークを指して「スモークマシン」と呼ばれるほどですが、E30は軽量であることもカスタムベースに求められる、重要なポイントのひとつ。
E30世代のBMW M3にV8を押し込んでお遊び用マシンを製作。その名も「スモークマシン」
さらに今回の車両はノーマルの1100キロ前後に比較して「970キロにまで」軽量化されており、しかもエンジンはフロントアクスルの奥側、つまり「フロントミドシップ」に搭載するなどかなり理詰めで考えられたレイアウトを持っています。
なお軽量化についてはグラスファイバー製のM3ボディコンバージョンキットが大きく貢献しているようですね(ボディの外側が軽くなり、ロールセンターも適正化できる)。
↓フロントストラットにタワーバーのベースを直付け(溶接)?
ただし軽量化については画像を見ても分かる通り、「内装全バラし」レベルのストリップが効いていることも間違いなく、そして室内にはロールケージ、クイックリリース式ステアリングホイール、フルバケットシート、と印象はスパルタンそのもの。
↓ここまでくると完全にレーシングカー
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