| シボレー・コルベットZR1は「公約」どおりニュルへ挑戦? |
シボレー・コルベットZR1がニュルブルクリンクを走行中。
コルベットZR1は755馬力を発生する6.2リッタースーパーチャージドV8エンジンを搭載する最強グレードで、つい最近もヴァージニア・インターナショナル・レースウェイ(VIR)にてフォードGT、ポルシェ918スパイダーを超えるタイムを記録し、「市販車最速」コースレコードを樹立したばかり。
コルベットは本当にニュル「7分切り」を達成しそう
なおシボレーは「コルベットZR1はニュルブルクリンクを7分以下で走行可能」と主張しており、それを証明するためにニュルブルクリンクにてタイムアタックを行う可能性があり、今回はその「準備」なのかもしれませんね。
ちなみにVIRは「アメリカのニュルブルクリンク」言われるほど過酷なサーキットであり、そこでポルシェ918スパイダーよりも速いタイムを記録したのであれば、実際にニュルブルクリンクで7分を切るのもあながち「誇張」ではなさそう。
VIRにて記録を達成した車両のトランスミッションはマニュアルではなくオートマティックというところが「時代」を感じさせますが、ニュルブルクリンクへのアタックももちろんATにて行うことになりそう。
コルベットZR1はダウンフォースを最大化するためのサーキット走行向けオプション「ZTKパッケージ」があり、これはリアウイングのハイトが高くなり、フロントスプリッターが追加されてダウンフォースがノーマルから60%増しの最大430キロに。
タイヤもミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2へ変更され、シャシーセッティング、マグネティックライド・コントロールも「ハンドリング」寄りの設定となる、というもの。
動画を見るとマフラーエンドあたりに何かパイプのようなものが取り付けられており、これは「サイレンサーではないか」とのこと。
現在ニュルブルクリンクでは「騒音規制」が設けられており、これに対応するためのパーツでは、と動画主はコメントしています。
それでは動画を見てみよう
こちらがシボレー・コルベットZR1がニュルブルクリンクを激走する動画、「Crazy Corvette ZR-1 mit Silencer Prototype 2019/20 Tested Nürburgring Nordschleife Erlkönig」。
https://www.youtube.com/watch?v=sGm0QGAIcL4