| 実際に走行可能な個体が難題か存在? |
アポロ・インテンサ・エモツォーネが走行する様子を収めた動画が公開に。
以前は香港の路上を思いっきり加速する動画が公開されていましたが、今回は欧州にて開催されたイベントでの様子を捉えたもの。
アポロは香港の実業家がドイツの「グンペルト」を会社ごと購入して社名を「アポロ」としてリブートしたものですが、昨年にその第一号車としてこのインテンサ・エモツォーネを公開。
メーターパネルや操作系も独特
それまでも「アロー」を公開したり、そしてこのインテンサ・エモツィオーネのイラストを発表していたものの、実際に発表されたインテンサ・エモツィオーネはそのイラストよりもはるかに過激で、「実車が予定よりも過激になったという稀有な例」。
動画を見るとエンジン始動から移動の様子を見ることができますが、そのとんでもない外観に比して「意外や簡単に」車を動かしています。
内装の様子も確認でき、これを見るとメーターなどインターフェースも独特であることがわかります。
シャシーはフルカーボン製モノコックでサスペンションはビルシュタインから供給を受けた調整式(インボードマウント)。
なお、このモノコックはボディの一部やシートが一体化した特殊な構造となり、公道走行な車でありながら「レーシングカーやF1に近い」形状を持っています。
ちなみにエンジンはフェラーリ製の6.3リッターV12で、アポロはこれを780馬力にまでチューンされたもの。
このエンジンについてはフェラーリから直接供給を受けたものかどうか不明ですが、量産するにあたり中古でフェラーリのV12エンジンを何台も手に入れることは難しいと思われ、やはりなんらかのコネクションを用いて「フェラーリから直接」購入したものだと思われます。
トランスミッションはシーケンシャル(ヒューランド製)で、いかなるデュアルクラッチ・トランスミッションよりも軽量、とのこと。
現段階では発売時期や価格、限定台数は「謎(様々な噂はある)。
それでは動画を見てみよう
こちらがあっさりとエンジンを始動させ車を動かす動画、「Apollo IE Hypercar Start Up, HUGE Revs & Moving! - INSANE 6.3 V12 SOUND!」。