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【動画】ついに3500馬力のウラカン登場。ゼロヨンタイムは8.253秒、最高速度は418km/h

2018/06/01

| ウラカンのチューンがついに3500馬力にまで到達 |

ランボルギーニ・ウラカンはそのポテンシャルの高さからゼロヨンファイターとして人気があり、エンジンのタフさからターボやスーパーチャージャーによる加給も日常茶飯事(ただしアメリカで)。
ノーマルのエンジンは5.2リッターV10自然吸気で610馬力を発生するものの、登場直後から1500馬力あたりのチューンが登場。
というのも同じエンジンを積むガヤルドにてこのエンジンのチューニング手法が確立されていたためで、その流れからウラカンも1500馬力を発生することに。

最高速度は時速418キロ

ただ、そこからさらにチューニングは過激さを増しており、今回登場するウラカンはなんとその出力3500馬力(ツインターボ)。
チューニング費用は2300万円ほど必要になるものの「3500馬力」が手に入るのであれば、ゼロヨンを戦う人にとっては「安いもの」かもしれません。

今回3500馬力のウラカンを持ち込んだのはツインターボ化でおなじみの「アンダーグラウンド・レーシング」(しかも2台)。
実際に動画を見るとその速さは目を疑うレベルで、イエローのウラカンはハーフマイルにおいてなんと終速368km/hを記録。
もっと直線があれば時速418キロまで出せるそうで、この速度にもびっくりですが、実際にここまでのパフォーマンスを発揮できるポテンシャルがあるということにも驚かされます。

ちなみにゼロヨンタイムはなんと8.253秒という数字ですが、とにかく加速が優れることで優れるテスラ・モデルS P100Dの記録が10.42秒(チューニング済み)、ナンバー付き車両では最速と言われた9ff Gtronic(ポルシェ911)のタイムが8.89秒であることを考えると、このウラカンの8.253秒がいかに途方もないものかわかろうというものです。

なお、市販車無改造におけるゼロヨンランキングは下記の通り。

ダッジ・チャレンジャーSRTデーモン(2017) 9.65秒
ブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツ(2011) 9.7秒
マクラーレンP1(2014) 9.8秒
ポルシェ918スパイダー(2014) 9.8秒
ラ・フェラーリ(2015) 9.8秒

それでは動画を見てみよう

こちらが3500馬力のウラカンがドラッグレースにて驚異の加速を見せる動画、「3500HP Lamborghini Mind Blowing ACCELERATION to 229MPH!」。

こちらはヤス・マリーナ・サーキットにて別のウラカンが8.65秒(終速は258.99キロ)を記録する動画、「FASTEST Lamborghini Huracan in the WORLD!」。
1026馬力だそうですが、3500馬力のウラカンに対してもほとんど変わらないタイムを記録しているのは特筆すべきところ(路面やタイヤの差かもしれない)。

関連投稿:アンダーグラウンド・レーシングがまたやった。今度は2000馬力のウラカン(動画あり)

ツインターボで武装したガヤルドで有名なアンダーグラウンドレーシングが、今回はウラカンにツインターボを装着。

「X-Version Huracán」と名付けられたチューニング・プログラムが実装されたヴェルデ・マンティスのウラカンは実に2000馬力(以上)を発生。
これまでもガヤルドでは1000馬力や1500馬力のチューンドカーをリリースしていますが、2000馬力というのはあまりに強力。

動画では1400馬力の日産GT−Rを引き離していますが、他にも2000馬力を超えるGT−Rも出てきたりして、アメリカのチューニング事情は恐ろしいことになっているようですね(それにしてもGT−Rの人気は非常に高い模様)。

ツインターボのドッキッグだけではなく、インマニはもちろんトランスミッションまで交換されているようで、当然燃料も多く噴射する必要があり燃調はオリジナルのMoTec M1でコントロール。
ホイールはHRE製に交換され、シートはカーボンの簡素なものへ置き換えられています。

アンダーグラウンド・レーシングの顧客は外装のカスタムにはあまり興味がないようで(ツインターボ化には相当の費用がかかり、それに比べると外装カスタムは安いものだと思うので、お金の問題ではないように思う)、見た目ノーマル、というのがほとんどですが、逆にそれが凄みを増しているとも思います。

関連投稿:今度は2200馬力。アンダーグラウンドレーシングがウラカンをチューン

ツインターボで有名なアンダーグラウンドレーシングがさらにウラカンの馬力を上げ、ついに2200馬力に到達。
ガヤルド初期型で1000馬力、ガヤルドLP560-4で1500馬力まで出力を上げてきましたが、ウラカンでは2000馬力から始めて徐々に上積みしています。

ガヤルドとウラカンはエンジンがほぼ同じですが、チューナーにとっては「タフで弄りやすい」ことから人気が高く、そして比較的馬力を引き出しやすい模様。

なおチューニングコストは800馬力コースで600万円、900馬力コースで700万円、1000馬力コースは850万円、1250馬力は1200万円。

アンダーグラウンドレーシングはツインターボでけっこうな歴史がありますが、そのぶんガヤルドは信頼性が高かったということなのでしょうね。

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