| ルイス・ハミルトン所有のラ・フェラーリ・アペルタがハリウッドを走行 |
カリフォルニアにて、F1ドライバー、ルイス・ハミルトン選手の運転するラ・フェラーリ・アペルタが目撃に。
ルイス・ハミルトン選手はメルセデスAMG F1チームのドライバーではありますが、F1ドライバーの例にもれず「フェラーリ好き」としても知られ、フェラーリ599GTOやクーペ版のラ・フェラーリを所有。
そして今回はそのオープンモデルである「ラ・フェラーリ・アペルタ」の乗る姿が動画に収められた、ということに。
クーペ、オープンともラ・フェラーリをコンプリート
ボディカラーはホワイト、アクセントはブラック、そしてブレーキキャリパーはレッド(ほかに所有するクーペ版ラ・フェラーリはレッド外装にレッド内装/ブレーキキャリパー、ブラックホイール)。
ルイス・ハミルトン自身「F1界のオシャレ番長」として知られるだけにシンプルかつ効果的なカラーコーディネートだと思いますが、このクルマを注文したり仕様を決めるためにルイス・ハミルトン選手がマラネロ(フェラーリ本社)の門をくぐる姿を想像するとなんとなくユーモラス(本社には行かず、ディーラーにて注文したのかも)。
↓こちらは別に所有しているクーペ版のラ・フェラーリ
なおラ・フェラーリ・アペルタの生産台数は209+1台。
「+1台」はチャリティーオークションのためにフェラーリが製作したもので、10億円を超える価格で落札されたことが報道されていますね。
「209台」というハンパな数字は、フェラーリ創業者であるエンツォ・フェラーリの「いつも需要より一台少なく作る」というモットーを反映させたもの(よってフェラーリの特別限定モデルは~9台、という数字が多い)。
ラ・フェラーリではけっこう転売が出たためかラ・フェラーリ・アペルタではかなり慎重に販売対象を選んだようで、そのため売り物はほとんど出ず、出てきたときは7億円程度、とかなり高い値をつけるクルマですね。
ルイス・ハミルトンは生粋のカーマニアでもある
ルイス・ハミルトンは自動車に対して深い愛情を持つ人物としても知られ、パガーニへと特別にオーダーした「パガーニ・ゾンダ760LH(LHはルイス・ハミルトン)」、シェルビー・コブラ、シェルビー・マスタングGT500などのマニアックなクルマを所有することで有名。
もちろんメルセデス・ベンツSLS AMGなど多くのメルセデス・ベンツを所有し、AMGのハイパフォーマンスモデルの開発にかかわりたいとも発言し、バイクにおいてもMVアグスタから自身の名を冠したモデルを発売済み。
MVアグスタについて、「シグネチャーモデル第一弾」を発売した際には「MVアグスタとメルセデスAMGとが提携関係にあった」ことがひとつのきっかけだと思いますが、その後にメルセデスAMGとMVアグスタが提携を解消してからもルイス・ハミルトンモデルを発売しているので、自動車やバイクに「関わりたい」という気持ちが強いのかもしれません。
反面、メルセデス・ベンツは様々なイベントにルイス・ハミルトン選手を参加させたりするものの、「車両の開発」には積極的に携わらせていないようで、ここはちょっと「もったいない(本人がせっかく希望しているのに)」と思うところ。
ただ、傍からは理解できないなんらかの事情があるのかもしれませんね。