| 新型シビック・タイプRはもはや無敵? |
ホンダがシビック・タイプRにてまたまた「FF車の持つ」コースレコードを塗り替え。
これまでもフランスのマニ・クール・サーキット、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットにて記録を樹立して来ましたが、今回は今回はイギリスのシルバーストーン・サーキットでの記録達成となっています。
なおドライバーは3度のBTCC(ブリティッシュ・ツーリングカー選手権)王者に輝くマット・ニール選手。
シビック・タイプRの敵はシビック・タイプR
ホンダは「シビック・タイプRチャレンジ」として世界中のサーキットにて記録に挑戦していますが、これは先代でも行っていた試み。
今回新型シビック・タイプRは2017年4月に新型シビック・タイプRの開発用車両が記録したタイムを更新して2:31.32を記録して見事「FF最速」となっています。
ちなみに「FF」というくくりを外して「レーシングカー含む全てのクルマ」でのコースレコードだと2004年にキミ・ライコネンが記録した1:18.233で、つまりシビック・タイプRの半分の速度で周回した、ということに。
F1マシンの速さにも驚かされますが、シビック・タイプRはロードカーであること、その価格帯を考慮するとむしろ「かなりいい成績」だと言えそう。
なおコースレコードを記録したマット・ニール選手によると「シビック・タイプRの本領は高速コーナーだ。エアロパッケージ、新しいサスペンションが効いていて、コプス (Copse、超高速コーナー)、 ストウ (Stowe) のように高速で突入するカーブでは大きなアドバンテージがある」とのこと。
これまでのシビック・タイプRというとタイトなコーナーに強いというイメージがあったものの、新型シビック・タイプRではそれに加え、高速コーナーでのスタビリティがずいぶん向上していると言えそうです。
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