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ミハエル・シューマッハのため特別に製造されたエンツォフェラーリが中古市場に。その仕様を見てみよう

2018/07/30

| ミハエル・シューマッハ所有のエンツォフェラーリが中古市場に |


F1にて7度のチャンピオンシップを獲得した偉人、ミハエル・シューマッハが所有していたエンツォフェラーリが販売中(価格は”ASK”)。
走行距離はわずか8,363キロと少なく、そして他のエンツォフェラーリには見られない特徴としてブレーキキャリパーのカラーが「ロッソ・スクーデリア」であること、ホイールのカラーにチタンフィニッシュ(ダークカラーのポリッシュ?)が採用されていること、インテリアだと「パワーウインドウ」「ボーズ製オーディオ」が装着され、シルプレートやシートにはミハエル・シューマッハのロゴが(フェラーリの代わりに)用いられていることが挙げられています。

以前は1億1000万円で販売

シューマッハはこのエンツォフェラーリの納車を受けた後スイス(ジュネーブ)にある自宅ガレージに保管しており、走行距離の殆どは自身によって刻まされたものだとされています。
なお、このエンツォフェラーリが売りに出されたのは「二度目」だそうで、最初は2013年にスキー事故のあった直後。
この際の価格は約1億1000万円だったそうですが、今はコレクションに値するクルマの価格が軒並み上がっており、これよりもずっと高い価格で取引されそう(最近ではエンツォフェラーリそのものが2億円くらいで取引されている)。

なおエンツォフェラーリはフェラーリ創業55周年めの2002年に349台限定で発売。
しかしあまりに人気が高かったためにフェラーリは増産を決定し、最終的には399台の生産となっています(ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世がチャリティのために注文したものを入れると400台)。
エンジンは6リッターV12で650馬力を発生し、トランスミッションは6速セミオートマティック。
日本での価格は新車で8000万円程度、33台が正規輸入された、と言われます。

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フード裏面にはスクーデリア・フェラーリのスタッフ、そしてライバルたちのサインやメッセージも。

内装は人気の高いタンレザー。

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VIA:Classic Motors For Sale

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