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新型アルファロメオGTVは600馬力以上、モーターのみで50kmの走行が可能。スパイダーも登場見込み

2018/09/04

| 新型アルファロメオGTVはジャーマンスリーのハイパフォーマンスモデルに対抗 |

アルファロメオは6月に2022年までの中期プランを発表し、その中で「4Cが販売終了となり、代わりに8CとGTVとがスポーツカーラインアップに加わる」としています。

今回、Car Magazine報じたところによると、新型GTVはジュリアと同じ「グリージョ(グリジオ)」プラットフォームを採用し、エンジンもジュリア・クアドリフォリオ同様に「フェラーリ由来の」V6/2.9リッターツインターボエンジンを搭載する、とのこと。

出力はジュリアと同じく510馬力程度になると見られるものの、GTVではこれにエレクトリックモーターが組み合わせられることになり、そしてモーターのみでも50km程度の走行が可能だとされ、となるとかなり実用性の高い「ハイブリッド」とも言えそう。

アルファロメオが2022年までの計画を発表。「8C」は700馬力、「GTV」は600馬力で復活

GTVは2018年登場、18ヶ月遅れでスパイダーも

なお、アルファロメオが正式にGTVについて公開した内容だと「前後重量配分50:50」、「ハイブリッド化にて600馬力以上」、「トルクベクタリング機構を持つ4WD」、「4人乗り」、というところまでが公開済み。

ただ、これらはセルジオ・マルキオンネ氏がCEOを務めていた頃のプランでもあり、もしかすると今後「変更」の可能性も。
しかしながら、実際に登場するとなるとその時期は2021年あたりで、そのスペックを見るにライバルはメルセデスAMG C63 Sクーペ、アウディRS5、BMW M4といったところになりそうで、ジャーマンスリーの「定番」に対して新たな競合が生じることにもなりますね。

新型アルファロメオ8Cにも期待

なお、GTVの計画と同時に発表されたのが「新型8C」。
こちらはGTVとはまったく異なり、「スーパーカー」カテゴリに属する車となりそう。
現時点で分かっているのは「カーボンファイバー製モノコックシャーシ」「ツインターボミッドエンジン」「フロントをエレクトリックモーターで駆動する4WD」「700馬力以上」「0-100キロ加速は3秒以下」。

これが実現できれば「フェラーリすら脅かす」ことになるのは間違いなく、そして「カーボンモノコックシャシー」はフェラーリですら持ちえず、ポテンシャルとしては「V8フェラーリ以上」かも。

そう考えると、もしかすると新型アルファロメオ8Cと次期フェラーリV8モデルは「共同開発」されるかもしれないと考えることもありますが、このあたりは続報を待つより他はない、といったところですね。

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