アメリカでは不動車両、事故車両の需要が結構あるようだ
今回、不動となったこの日産R35 GT-Rを購入したのはユーチューバー、B is for Build氏。
動画を見ていると、同氏はフェアレディZのクラブを主宰しているようですが、今回は「念願かなって」GT-Rを入手することに。
全米で一番安い日産R35 GT-R
なお、B is for Build氏によると、この日産GT-Rは「アメリカで最も安いGT-R」とのこと。
実際に同氏は不動車専門サイト「Copart.com」にてGT-Rを検索し、その「最安」よりももっと安価にこのGT-Rを入手した、と主張しています。※このサイトには水没、炎上、大きな事故で不動となったクルマが多数登録されていて、フェラーリやランボルギーニも多数。部品取りにも活用されている
このR35 GT-Rの購入価格は不明ですが、Copart.comに登録されている「最安」GT-Rの価格が170万円くらいなので、B is for Build氏がこのGT-Rを入手したのは「それ以下」ということに。
ただ、安いだけあって程度はかなりひどく、クラッシュした後にしばらく放置していたためか、パネルが腐食している部分も見られます。
フロントはこんな感じでバンパーが外れた状態。
アメリカでは時おりこういった状態のクルマが発見されたり売買されたりしますが、放置している間に盗まれたりパーツを剥がされないのがちょっと不思議です(アメリカはそんなに治安が良くないと認識している)。
ただし、インテリアは外装の傷みに比較すると、かなり「マシ」な状態ですね。
そしてガレージに持ち帰って各部をチェックしますが、アクスル(車軸)やブレーキ、ホイールにはダメージ大。
一応電装系やエンジンは無事。
ですが、ダメージの及んでいる範囲も確認せねばならず、ここから各パーツを剥がしてゆく、とのこと。
そしてダメージを受けたホイールやブレーキの代わりに入手したパーツがこちら。
ホイールは4本のうち1本が破損していることでもわかるとおり「中古パーツ」ですが、こういった感じでチョコチョコと必要な部品を入手することになり、今後いくつかの動画に分けてその修理の様子をアップしてゆくそうです。
それでは動画を見てみよう
まず、こちらは入手の経緯や初期の状態を紹介する動画、「I Bought a REALLY TOTALED Nissan GT-R from a Salvage Auction & I'm going to Rebuild It!」。
こちらは第二弾として、ガレージに運び込み、そのダメージなどをチェックする動画、「Tearing down my Salvaged GT-R to find all the DAMAGE。
動画を見るに、化杏里ダメージは広範囲に及んでおり、これを直すには相当な手間がかかりそう。
ただ、B is for Build氏は「そんなことも承知で」購入しているはずなので、ちゃんと「動けるように修理できる自信」があるのだと思われます。
VIA:B is for Build