限定台数は20台のみ、もちろんすでに完売済み
ブガッティが先日20台限定似て発売した「ブガッティ・シロン110 Ans Edition」。
これはブガッティの創立110周年を祝うモデルで、軽量スパルタンな「シロン・スポーツ」をベースに、そのボディカラーには”スティール・ブルー”を採用。
さらに内外装にはブガッティ創業の地である「フレンチトリコロール」をあしらった特別なモデルとなっています。
シロン110Ans Editionのルーフは「マット仕上げのガラス」
今回、我らがShmee150氏が特別にブガッティ・本社へと招かれ、ブガッティ・シロン110Ans Editionの動画レビューを公開しているものの、「素手」で触れることは許されないようで、「手袋」を装着しての異例レビュー(おそらくShmee150氏が手袋をはめてクルマを扱うのは初めて)。
シロン110Ans Editionは上述の通りシロン・スポーツをベースにしていますが、これはカーボンパーツの使用などによって18キロの軽量化を達成し(ワイパーワームまでカーボンファイバー)、足回りを硬めてハンドリングを向上させた”サーキット仕様”。
そしてこのシロン110Ans Editionは、シロン・スポーツの仕様に加えてルーフがガラスになる「スカイビュー」オプションが追加されているのも一つの特徴です(このルーフを装着すると、ルーフ内張りがなくなる”数センチ”ぶんだけ頭上に余裕が出る)。
なお、実際にシロン110Ans Editionを見てもガラスルーフが装着されているようには見えず、しかしこれはボディ(ルーフ)とフラッシュサーフェス化され、表面も「マット」仕上げとなっているためにルーフパネルと一体化(というか完全に融合)していることがその理由。
マットブラック(もしくはネイビー)に見えるボディは「カーボンファイバーの上にマットクリアブルーがペイント」されたもの。
うっすらとカーボンファイバーの「目」が見えますね。
ブレーキキャリパーはブルー、そしてセンターキャップの「EB(ブガッティ創立者、エットーレ・ブガッティの頭文字)」もブルー。
ドアミラー(とリアウイングの裏面)にはフレンチトリコロールが入ります。
ボディはマット仕上げとなるものの、ドアモールディングなどはグロスブラック。
そのほか、リアのカーボンフェイシアなど、一部カーボンパーツもグロス仕上げとなり、「光沢」をコントラストに用いていることがわかります。
タイヤは同じ「フランス」ということでミシュラン製(パイロットスポーツ・カップ2)」。
シロン110Ans Editionのインテリアはこうなっている
シロン110Ans Editionの内装は「ベースがシロン・スポーツ」ということもあって、豪華というよりスパルタン。
インテリアはブラックレザーにブラックのアルカンタラが用いられ、そこへアクセントとしてブルーレザーやステッチが採用に。
なお、ドアを開けると「Chiron」の文字がプロジェクターにて地面へ投影されています。
シート表面にはフレンチトリコロールのライン入り。
それでは動画を見てみよう
こちらがShmee150氏がブガッティ本社よりシロン110Ans Editionをレポートする動画、「Bugatti Chiron Sport '110 ans Bugatti' | EXCLUSIVE FIRST LOOK」。
こちらはブガッティとの関係はあありませんが、イギリスのスーパーカー/ハイパーカーディーラー、「トム・ハートレー」の最新ショールームを紹介する動画、「The £23m Supercar Showroom! Tom Hartley」。
フェラーリ、ランボルギーニに混じってブガッティの姿も見られます。