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ジャガーが英人気モデルのために1956年製「XJ120」をカスタム。出力向上、高速走行に耐えるほか、内装はヴィンテージレザーでドレスアップ

投稿日:2019/06/21 更新日:

| モデルならではセンスで内外装をオシャレに変更 |

ジャガーが1948年から1954年にかけて製造していた「XK120」をレストアして公開。
すでに70年が経過するクルマとなりますが、これはエンジン型式名である「XK」と最高速度の時速120マイル(193キロ)とを組合わせた車名を持ち、つまりは「当寺の相当な高性能車」。

エンジンは3.4リッター直列6気筒、出力は180HP、トランスミッションは4速MT。
ボディサイズは全長4270ミリ、全幅1550ミリ、全高1270ミリ、重量は1143キロ。

生産台数は12,055台で(現在は何台が残っているのかわからない)、クーペそしてオープンモデルの両方が存在します。

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ジャガーはこのモデルのために独自のメニューを用意

レストアを行ったのはジャガーのクラシック部門、「ジャガークラシック(そのまんま)」。

そしてレストアを依頼したのはイギリスの人気モデルにしてジャガーエンスージアスト、デビッド・ガンディ氏。
レストアに関しての要望は「クラシックモータースポーツイベントで走行できるように」というもので、ジャガーは見事この要望に応えた、ということになりますね。

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なお、今回のプロジェクトに使用されたXJ120はもともとデビッド・ガンディ氏が所有していたものではなく、同氏の要望に従いジャガーが「見つけだして」きたもの。
レストア前に保管されていたのはカリフォルニア、そして年式は1954。

そこからジャガーの本拠地であるイギリスに運んでのレストアですが、仕上げまでにかかったのは述べ2,700時間だとされ、相当にチャレンジングな仕事であったこともわかります。

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ジャガーは当時の状態に戻すことを心がけながらもいくつかのアップグレードも実施。
まずエンジンは5ヶ月半をかけてチューンが施され、もともとの180HPから225HPへ(ヘッドはバフがけされている)。

各部は高速走行に耐えうるように補強を受けることになり、エキゾーストシステムもオリジナルに(もともとのシングルパイプからデュアルパイプに)。

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トランスミッションもレース用へと換装され、サスペンションは調整式、ブレーキはフロントに4ポットキャリパーを備えるディスクブレーキ、リアはオリジナルのままのドラムブレーキへ。※自動車史上、4輪ディスクブレーキを装備したのはジャガーDタイプ(1954年)が初

オリジナルに戻すだけがジャガーのレストアではない

なお外観についてもこの車両ならではの要素が付与されており、オリジナルの「スプリットスクリーン」から2枚もののエアロスクリーンへと変更されています。

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ボディカラーはソリッドブラック(4コート)そしてインテリアはヴィンテージ加工されたサドルレザー。
シートはこの車両のために製作された「編み込み」、そしてシートバックももともとの「ファブリック」にかえてアルミニウムが使用されています。

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そのほか、ステアリングホイールはオリジナルに比べて小径に、そして運転席は身長188センチのデビッド・ガンディ氏にあわせて広く調整されている、とのこと。

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なお、ジャガーはこれまでにもいくつかレストアを行っていますが、必ずしも「当寺の姿に戻す」わけではなく、オーナーの要望にあわせて様々なカスタムを行っています。

ときには現代風の装備を与えることもあり、「絶対オリジナル派」が見ると眉をひそめるようなレストアも見られるものの、ジャガーは「オーナーが気に入って乗ってくれればそれでいい。クルマは走ってナンボ」と考えているのかもしれません(ぼくもそう思う)。

歴史的に価値の高い、そしてアイコンとも言えるジャガーE-Typeを「エレクトリックにコンバート」するというのもほかのメーカーでは絶対に行わないことで、これもジャガーならではのクラシックカーへの接し方だと言えそうです(ある意味ではクラシックモデルだろうが現代のモデルだろうが、同じように扱っている)。

 

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