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新型ポルシェ・パナメーラの試作車が初めて目撃。928の後継として2ドアクーペの「929」登場とのウワサも

2019/08/05

| 928後継のウワサ、パナメーラのオープンが出るという話はずっと前からあった |

先般より何度か「ワゴンボディの」パナメーラ・スポーツツーリスモのプロトタイプが目撃されていますが、今回は「セダンの」ほうの新型パナメーラが偽装をまとってテスト中。

なんとなくパナメーラは「まだ発売されたばかり」のような印象があり(実際のところ2016年に登場したばかり)、メルセデス・ベンツSクラス、BMW 7シリーズ、アウディA8といったライバルたちに比較するとまだフレッシュさを保っているようにも思います。

新型ポルシェ・パナメーラ・スポーツツーリスモ試作車が再度目撃!新型911のように「なめらかな表面」を採用か

新型ポルシェ・パナメーラ・スポーツツーリスモが目撃に。発表から2年でフェイスリフトする理由とは?

パナメーラはいつも「先駆け」

パナメーラはカイエン、そしてフェイスリフトを受けたマカンよりも先に「911っぽい」リアセクションを持って登場したクルマ。
ポルシェは911を核にしたブランディングを行うという意思決定を行ったようで、911以外のクルマも911ライクなテールランプが与えられることになっていますが、パナメーラはその「第一号」ということですね。

なお、内装についても、センターコンソールにスイッチの並ぶレイアウトを最初に採用したのはパナメーラ(さらに、ピアノブラック風のインテリアを最初に与えられたのもパナメーラ)。
そう考えると、パナメーラは何かと「一番最初に、新しいデザインが採用される」という宿命なのかも。

2021-porsche-panamera-facelift-spy-photo (2)

今回のフェイスリフトモデルの画像を見ると、前後バンパーのデザインが変わるようで、かなり丁寧にカモフラージュがなされていることがわかります。

フロントバンパーだとフロントグリル左右内部にあるデイタイムランニングランプが上下に分割となり、これらは間隔が広げられたルーバーに埋め込まれるようですね。

なお、センターと左右グリルを分割するのは「ハの字」形状つまりオメガデザインとなりますが、最近のポルシェの傾向を見るに、ベーシックモデルでは「水平」、ハイパフォーマンスモデルでは「ハの字」といったデザインが用いられているようで、これは最近発表された「718ケイマンGT4」「718ボクスター・スパイダー」も同様(よって新型911も、GTSやGT3ではオメガデザインが採用されると思われる)。

ということはこのパナメーラも「ハイパフォーマンスモデル」ということになりそうですが、おそらくは21インチと思われるホイール、そしてグリーンの巨大なブレーキキャリパーからするに「ターボS Eハイブリッド」なのでしょうね。

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ちなみに、ポルシェは「カイエン」のあとにニッチな「カイエン・クーペ」へと展開したように、パナメーラについても、セダンの地位が安定した今、「パナメーラ・クーペ」「パナメーラ・コンバーチブル」を発売するのでは、とも言われています。

これらは928の後継という位置づけになりそうですが、「929」という名称が与えられる、とも。

ただし、現在ポルシェは「スポーツモデル」には「911」「718」といった3桁の数字、4ドアモデルには「カイエン」「パナメーラ」「マカン」と言った具合に名前が与えられています。

となると、この(発売されるとして)パナメーラのクーペ版がどちらに位置するのかということになりますが、おそらくは”グランツーリスモ”という性格になると思われるので、スポーツモデルには含まれず「4ドア系」に振り分けられるのかもしれません。

2021-porsche-panamera-facelift-spy-photo (1)

VIA:Motor1

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