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【動画】新型コルベットの「カットモデル」公開。将来のハイパワー化にも対応したシャシーを持ち、欧州スーパースポーツを脅かしそうな予感

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| どんな説明よりも、シャシーのカットモデルのほうがそのポテンシャルを物語る |

新型シボレー・コルベットについては様々な情報が登場していますが、今回はその「カットモデル」を収めた動画が登場。
ドライブトレーンを装着した状態での「カット」なので、その構造がよく分かるものとなっています。

「ミドシップスーパーカー」といえどもフェラーリやランボルギーニ、マクラーレンとはけっこう異なる構造を持っているように思われ、ここで「新型コルベットがどういったクルマなのか」を見てみましょう。

将来的なハイパワー化、ハイブリッド化にも対応

まずはフロント。
アルミ製のキャビン(モノコックとスペースフレームを組み合わせた構造のようにも見える)に接続されるフロントメンバーは「スペースフレーム」。
このあたりはランボルギーニやマクラーレンとよく似ているものの、リブを用いた補強がそこかしこに見られるのはコルベットの特徴。
登場した年代が新しく、そのぶん複雑な設計が可能となっているのかもしれません。

なお、現段階でラジエターは「左右」のみ。
つまりセンターにはラジエターがなく、これは後に登場するであろうZ06やZR1といったハイパフォーマンスモデルのために(ラジエター増設の)スペースを開けているのだと思われます。

加えて、将来的にフロントホイールを駆動する「モーター」を入れるためか、車体前部には比較的広い空間を確保しているようですね。

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ピラー類もモノコックと言うよりはスペースフレーム的な構造(角材とプレートとが溶接されている)を持っていて、いわゆるファイヤーウォールがなく、かわりにブリッジのようなものが接続されています。※ファイヤーウオールについては「電動パワステ」採用によって強度が高い隔壁が不要になったからかも

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この「ブリッジ」は鋳造マグネシウム製だそう。
そしてセンタートンネルは異常に太く、これは剛性確保という理由のほか、将来的に「バッテリーを収める」ことを想定しているのだと思われます(ポルシェ918スパイダーはセンタートンネル部にバッテリーを収納している)。
そしてセンタートンネルとリアのバルクヘッドとの接続部は「二股」となっていて、これも強度を担保する部分なのでしょうね。

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そしてあちこちに見られる、リブを用いた補強。
他のスーパーカー、スポーツカーにも同様の構造は見られるものの、ここまで複雑、かつ板部分が薄いのは珍しい、と思います(鋳造にて製造するため、一般にはあまり”深く薄い”ものは作りにくい。しかしコルベットではそれを実現し、軽量性と強度とを両立している)

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こちらはリアのバルクヘッド。
やはりぶっとく高いセンタートンネルが目立ちますね。
一般にスポーツカーはセンタートンネルの幅を狭く作りますが、これは左右シートを近づけてロールセンターを適正化するため。
レクサスLFA、マクラーレン、ロータス各モデル(これは左右シートのショルダー部が接触せんばかり)に顕著ですが、コルベットの場合は左右シートの距離が比較的開くことになり、つまり「そうするだけの理由があった」のでしょうね。※ハイブリッド以外にも、リアからプロペラシャフトを通した4WDの可能性も無いとは言えない

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こちらはリアのエンジンルーム。
やはり縦横無尽に構造材が走り、強度に対してはかなりの注意を払っていることがわかります。
新型コルベットは後に「1,000馬力」を誇るハイブリッドモデルが登場すると言われ、そしてそのプロトタイプは「あまりのパワーに」車体が耐えきれずに破損してしまう(それが原因でコルベットの発売が遅れた)とも言われているので、それを受け止めるだけの車体を与えてきたものと思われます。
その意味では、ベースモデルのコルベットは、パワーに対して余裕のあるシャシーを持っているということになり、ある種「お得な」モデルなのかもしれません。

ちなみにエアクリーナー形状もちょっとユニークですね。

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エンジンへとエアを送るファン。

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とくにラジエターは装着されず、単に「風を送る」だけのようです。

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サスアームは3次元的な形状を持ち、こちらの強度もかなり高そう。

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レーシングカーばりのブレーキ用クーリングダクトも装着され、パワーに比較すると「太すぎる」ドライブシャフトも。
こちらも将来的に「よりハイパワーな」モデルが登場することを示唆する部分です。

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こちらはエンジンのカットモデル。

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トランスミッションのカットモデルも。

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それでは動画を見てみよう

こちらが新型コルベットのカットモデルを紹介する動画。
コルベットはその構造、細部を見るに、正直「フェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニにも劣らない」設計を持っており、とくに強度については相当なものがありそう。
冷却や今後の発展性についてもよく考えられていて、「欧州のスーパースポーツにとって、将来的に大きな脅威になる」クルマであることは間違いない、と思います。

VIA: Chevy Dude

 

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