| それは「進歩」というにはあまりに大きすぎる飛躍だった |
Carwowがエンツォフェラーリとラ・フェラーリとの加速競争を動画にて公開。
両方ともフェラーリのスペシャルモデルであり、当時「最高のパフォーマンス」を誇ったクルマではありますが、その競争の結果はかなりな驚きが感じられるものに。
エンツォフェラーリは2002年に登場し、その直接の後継が2013年発売のラ・フェラーリとなるものの、その11年間には大いなる進化があったようです。
エンツォフェラーリ、ラ・フェラーリはこんなクルマ
エンツォフェラーリは「フェラーリ創業55周年」を記念して399台が発売(後に400台目のエンツォフェラーリがチャリティ目的で発売)。
車体構造はカーボンモノコック、ボディパネルにもカーボンファイバーを使用して重量は1,480kgにとどめ、エンジン(Tipo F140B)は6リッターV12、660馬力。
最高速度は350km/h、0−100キロ加速は3.14秒だとアナウンスされています。
デザインは日本人のケン・オクヤマ氏が担当したことでも知られ、現在でも非常に高い人気を誇る一台でもありますね。
そしてその後に登場したのがラ・フェラーリですが、こちらは「ハイブリッド」パワートレーンを積むのが最大の特徴。
エンジンは6.3リッターV12(800馬力)、そしょてこれにHY-KERSとエレクトリックモーターとを組み合わせてシステム合計の最高出力は963馬力にも達します。
車体構造はやはりカーボンモノコックで車体重量は1,585kg、0−100km/h加速は2.9秒、最高速は370km/h。
限定台数は499台に設定されていますが、こちらも「500台目」がチャリティのために製造され、オークションにて販売されていますね。
その差は「10年」にしては大きすぎた
そしてCarwowによる、エンツォフェラーリとラ・フェラーリとの加速勝負。
二台揃ってスタートを切るものの・・・
ラ・フェラーリのあまりの速さには驚き。
10年でここまでフェラーリのフラッグシップが進化したということになりますが、これから登場することになるであろう「フェラーリ創業80周年記念モデル」はピュアエレクトリックカーとなる可能性もあり、これまでの10年よりも大きな飛躍を見せるかもしれませんね。
VIA: CarWow-Youtube