| ここまでの情熱を持つ男を埋もれさせておくのはもったいない |
ベトナムにて、フェラーリFXX K(のようなもの)をダンボールで作った男が話題に。
今回動画にてその制作状況が紹介されていますが、その情熱はまさに驚愕のレベル。
なお、外装こそダンボールではあるものの、その内側にはパイプ製の”チューブラーフレーム”を持ち、エンジンも搭載して自走可能という力作です。
いったいどうやってこのクルマを作ったのか、その過程をここで見てみましょう。
このラ・フェラーリは完全な「スクラッチビルド」
このクルマはタイの青年によって「ゼロから」作り上げられたクルマ。
こんな感じでスチール製のパイプを溶接し、フレームを作り上げていますが、作業しているのは屋外で、様々なマイナス環境をモノともしないメンタルがナイス。
ドラポジ?調整中。
なお、バイクのものと思われるエンジンが搭載され、チェーンにて後輪を駆動することで走行可能。
ステアリングホイールではなく、自転車のハンドルを流用しており、それを(自転車で曲がるときのように)動かすことにより前輪で舵を切るようですね。
試験走行中!
シャシーが完成したということで、次はボディに取り掛かります。
昼夜徹しての作業。
なお、作業場は相変わらず屋外なので、雨が降ったときはビニールシートで天幕をつくり、車体をビニールで覆って保護しています。
「Ferrari」エンブレムもお手製で、なんとこれまでもがダンボール。
Ferrari文字、プランシングホース(跳ね馬)は手書きという素朴さです。
リアウイング、リアディフューザーつき。
なお、リアに装着されるプランシングホースもダンボール製(こちらは馬の形に切り抜かれている)。
ドアはガルウイング。
ドアミラーはダンボール製ではなく、おそらくはバイクから流用した、樹脂製のハウジングを持つ「ちゃんと後ろを確認できるもの」。
ダンボールに着色せず、「ダンボール地のまま」というところに好感が持てますね。
こちらがその制作過程を記録した動画ですが、こういったチャレンジを行う若者の姿を見ると、なんとなく胸が熱くなったりします。
なお、こちらは完成状態(ちゃんと走ってる)。
ほかにもある、ダンボール製のスーパーカー
意外とダンボールでスーパーカーを作る人は多く、これまでにもいくつかの例がネットを賑わせていますが、日本だとやはり「ダンボルギーニ」として話題となったアヴェンタドールのダンボール製レプリカが有名ですね。
そして台湾では「先祖に捧げる」としてやはりダンボールでアヴェンタドールを作った青年も。
VIA:NHẾT TV