| その名はポルシェ996 SUPER G-FORCE(スーパーGフォース) |
Webオプションにて、あの「トップシークレット」がカスタムしたポルシェ911が紹介。
トップシークレットというと、80スープラにセンチュリーのV12エンジンを突っ込んだ通称「V12スープラ(TS8012Vナルド)」、そしてそれに自ら乗り込み、イギリスの公道にて時速317km/hという速度で走行して逮捕された(トップシークレット代表の)スモーキー永田氏がレジェンド級に有名です。※スモーキー永田氏は無事に釈放され、”反体制”のヒーローになった
ちなみにV12スープラはナルド・サーキットにて時速358.22km/hを記録しており、その後はオークションに出品されて北米へと渡っています。
もともとは大破したクルマだった
この「トップシークレット911」のベースは、もともと大破したゲンバラ・ビターボGT500。
ゲンバラ・ビターボGT500はドイツのチューナーである「ゲンバラ」が996世代のポルシェ911をベースに作り上げたコンプリートカー。
一時ゲンバラは表舞台から姿を消していたものの、最近華麗に復活し、独自設計のスーパースポーツを発売する、と発表していますね。
そしてこのゲンバラ・ビターボGT500を入手したスモーキー永田氏はさっそくチューンを開始するものの、完成までにかかったのは約半年。
ボディはノーズを+60ミリ、フェンダーをフロントで片側40ミリ、リアでは60ミリ拡大。
ヘッドライトはカーボンファイバー製のハウジングを持つオリジナル。
ベロフやロベルタ、小倉クラッチという、国産チューナーではおなじみのパーツが使用されているようですね。
そういえばアラゴスタは最近聞かなくなったな・・・。
リアウイングもオリジナル。
初代911ターボを連想させる形状ですね。
ホイールはレイズ製(ボルクTE37)。
インテリアは基本的にゲンバラ・ビターボGTを踏襲していますが、ダッシュボードを貫通し、ルーフやサイドにまで伸びるロールケージが装着済み。
なお、エンジン出力は600馬力。
HKSのF-CON VやEVCを使用するという、国産チューナーならではの手法が見られます。
Defiリンクディスプレイも。
なお、懐かしの「カーステレオ(カセットデッキ!)」が泣かせます。※ぼくが2002年に購入したポルシェ986ボクスターもまだカセットデッキ仕様だった
なお、この車両は2008年に製作されたもので、トップシークレットとしては「はじめて本格的に取り組んだ輸入車」とのこと。
トップシークレットのサイト(久々に見に行ったらリニューアルされてた)にも紹介されています。
VIA:Web Option