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【動画】同じクルマでもチューンするとこれだけ速さが変わる!ノーマルのマスタング(527馬力)とチューンド版(858馬力)ではここまで差が出る

2020/01/13

| これらの元が「同じクルマ」とは信じられない |

フォードやダッジ、シボレーなどアメリカ車のカスタム/チューンや、世界最高速を記録し、さらに新記録を狙う「ヴェノム」シリーズで知られる米ヘネシー。
今回は「ノーマルのフォード・マスタング・シェルビーGT350R」と、ヘネシーがチューンした「シェルビー350R”HPE850パッケージ”」との加速競争を動画にて公開しています。

同じクルマでもここまで変わる

つまりこの勝負は「まったく同じクルマで、ノーマルとチューンドカー」との差異を示したもので、ヘネシーがチューンをするとこんなに速くなるということがわかる内容に。

なお、マスタング・シェルビーGT350Rに搭載されるエンジンは5.2リッター自然吸気V8で、その出力は527馬力。
「シェルビー」の名を冠するからにはノーマルでも第一級の動力性能を誇り、ベースとなるマスタングに比較してもパワーアップのみではなく軽量化、エアロパッケージの最適化、ステアリングラックやサスペンションの強化など数え切れないほどのアップグレードが施されています。

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そしてヘネシーは「さらに」このマスタング・シェルビーGT350Rにチューニングを施したということになりますが、容量3リッターのスーパーチャージャーをプラスすることで出力を858馬力にまで向上させ、これによって0-100km/h加速は3.3秒へ。

そのほかにも足回りやブレーキの強化がなされていると思われ、実際に動画では2名のテスターが車を交換して何本かのドラッグレースを走っているものの、その結果はいずれもチューンド版のシェルビー350R”HPE850パッケージ”が圧勝を納めています。

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当然と言えば当然ですが、単にパワーを上げたとしても、それを駆動力に変換できるトランスミッション含むドライブトレーン、大パワーにも負けない強靭なボディやサスペンション(アームやジョイント)がなければ「速く走れない」ということになり、しかしパワーアップによってこれだけの速さを手に入れることができるとなると、「マスタングの基本性能が非常に高いレベルにある」という事実を示しているとも言えそうですね。

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なお、ヘネシーは現在、新型ハイパーカー「ヴェノムF5」の開発を行なっており、これによって「世界最速」を狙うと豪語。
現在世界最速記録を持つのはケーニグセグではあるものの、これを破ろうということに。

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ただ、これは無謀な話ではなく、実際にヘネシーは過去に「ヴェノムGT」にて”世界最速のオープンモデル”として正式にギネスに認定されていて、今回の挑戦も十分に勝算があるのだと思われます(ただし、SSCトゥアタラという強敵も世界最速への名乗りを上げている)。

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VIA:Hennessey Performance

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