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新型シボレー・コルベットは”スーパーカーにもかかわらず”フロントにナンバープレートを収めるスペースがある親切設計だった!

2020/01/10

| その他のスポーツカー、スーパーカーにはそういった配慮がなされていない |

ストライキの影響にて生産開始に遅れが出た新型シボレー・コルベット(C8)ですが、このままゆくと2月には生産が始まる予定。
そしてコルベットを注文したプレオーナーの間で話題になっているのが「C8コルベットの、中央が尖ったフロントバンパーに、どうやってナンバープレートをつけるのか」。※州によるが、アメリカでもフロントにナンバープレート装着が義務付けられている

シボレーはちゃんと「そこ」まで考えていた

そして今回Corvette Bloggerに投稿された画像を見ると、シボレーはコルベットのフロントバンパーに「ちゃんと専用の場所を用意」。
これはスーパーカーとしては異例の「思いやり」だと言えそうです。

パッと見ると、コルベットの鼻先は「尖って」いて、ナンバープレートを装着できそうにありませんが・・・。

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よく見るとナンバープレート型の窪みがあって、ここにナンバーがフィットするようにできています。

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そしてナンバープレートを収めるとこう。
ちなみにアメリカのナンバープレートは日本のプレートとサイズが大きく変わらないので、日本のプレートもここにすっきり収まりそうですね。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は corvette.jpg です

ちなみに巷でよく言われる「日本のナンバープレート形状はダサい」「欧州の横長プレートがカッコいい」という風潮ですが、ぼくはこれには異議があり、「日本のナンバープレート形状の方がカッコいい」と考えています。
その理由としては単純に「表面積が小さい」というもので、これによって「前面投影面積の小さな」スポーツカーのデザインをスポイルするのが最小限に止まっていると考えていますし、「エアの取り入れを邪魔することも少ない」という機能上のメリットがあるとも認識しているわけですね。

加えて日本のナンバープレートは左右に短いために(縦に折り目をつけて)折り曲げ、もしくは湾曲させても文字の判読が可能であるためか「折り曲げ」が法規上可能であり、これも欧州の横長プレートにはないメリット(欧州では、ほとんどの場合、プレートを曲げることが許されていない)。※ただし日本でも2021年から色々変わるらしいので要注意

2021年よりナンバープレート取り付け厳格化。角度、カバー、ボルトカバーの数値が明確に規定

各社の「ナンバープレート」対応はこうなっている

ちなみにスーパースポーツカーメーカー各社のナンバープレート取り付け状況ですが、マクラーレンだとこんな感じ。
基本的にナンバープレートの取り付けは考えていないという感じですね。

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フェラーリ488ピスタはこう。
フェラーリの場合、「エンツォフェラーリ」でもそうですが、ナンバープレートを取り付けると、そもそもエアロダイナミクスに支障をきたす場合も。
さらに458イタリアの場合は「ナンバープレートを取り付ける位置にフェラーリの跳ね馬=プランシングホースのエンブレムがある」という構造を持っていて、フェラーリは「ナンバープレートをつけてくれるな」と考えているのかもしれません。

ferrari488pista5

ぼくのウラカンはこう。
ランボルギーニは、いくつかの例外があるものの、ナンバープレートを装着してもデザインが崩れないように配慮がなされているようです。
そしてランボルギーニの場合、やはり「横長プレートよりも、日本のプレートのほうがマッチしている」とも考えています。

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以前にぼくが乗っていたガヤルドは、フロントバンパーの形状に沿ってナンバーを折り曲げています(合法)。

IMG_9167

アヴェンタドールも「中央が尖った」バンパー形状を持っているのでこの方法を採用するオーナーさんも多いようですね。

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なお、こういったスーパーカーの場合、一定の国において、ナンバープレート取り付け位置がバンパー全面に取り付けると「法規に照らし合わせて下すぎる」ようで、ときおり「フロントバンパー上部に」ナンバープレートを貼り付けることを余儀なくされている状況をネット上で見かけます(これは嫌だ・・・)。

それを考えても、日本は「ナンバープレートに関しては、世界の中でも恵まれた環境にある」とも考えているわけですね。

こちらは新型ポルシェ911(992)。
フロントバンパー下部中央のラジエターやセンサーを遮らないよう、なんと「上に」ナンバーが持ち上げられていて、これは逆に「欧州の横長ナンバーのほうがデザインが崩れない」例。
そもそも、横長ナンバー取り付けを前提にフロントがデザインされているものと思われます。

ポルシェ911は「ナンバープレートの取り付けが難しい」クルマのひとつで、ぼくは所有期間中通じて「ナンバーの位置」に不満を持っていたことを思い出します。

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こちらはアウディTT。
アウディは逆に「世界中、どんなナンバープレートでもすっきり取り付けられるよう」な設計を初期から取り入れていて、つまりフェラーリとは対極にあるデザイン。
まさに各社各様ということになります。

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VIA:Corvette: Sales, News & Lifestyle, Corvette Blogger, Motor1

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