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ノーマル比+1000万円!トムスがトヨタ・センチュリーを「ドライバーズカー」に仕立て上げ、限定36台、2816万円で発売開始

2020/01/14

| 日本だけではなく世界中を対象にすると欲しい人が結構いそうだ |

先程はトムスが限定99台にて発売するGRスープラのコンプリートカー「TOM'S SUPRA」を紹介しましたが、今回は限定36台となる「トムス・センチュリー(TOM'S CENTURY)」。
その価格は28,160,000円(税抜き)、ベースモデルの19,962,993円に比較して「プラス1000万円」という強烈な価格設定を持っています。
トムス・スープラ、トムス・センチュリーともに魅力的なクルマではありますが、あまりに「高すぎ」、そして限定台数も意外と多く「完売できるのか」はちょっと心配。

なお、トムスはトヨタのセミワークス的存在にてモータースポーツ活動に携わっており、2020年からGRスープラにてSUPER GT GT500にも参戦予定。
よって、その技術は「確かなもの」だと言えそうですね。

ちなみにTOM'Sはトヨタとの資本関係はなく(現在はゲームコンテンツ製作を行うモブキャストホールディングスが所有)、TOM'Sは設立者である「舘(Tachi)」「大岩(Oiwa)」「モータースポーツ(Motor Sport)」の頭文字を取ったもので、「トヨタ(Toyota)」の「To」とは無関係。

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トムス・センチュリーはこんなクルマ

トムスいわく、このトムス・センチュリーは「世界を意識したドライバーズカー」。
高級セダンと言うとメルセデス・ベンツSクラス、BMW 7シリーズ、そしてアウディA8が主流ではあるものの、それらに対抗すべくチューンされたクルマだと言えそうです。

そしてトムスは、このセンチュリーのコンプリートカーについて「国産最高級車として知られるセンチュリーが本来持つ高性能で高品質なパフォーマンスを継続しながら、より走行性能を高め、自らハンドルを握り運転を楽しむ”DRIVER’S CAR”の誕生」だと紹介。※このトムス・センチュリーは、東京オートサロンにて「最優秀セダン」に輝いた模様

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なお、トヨタ・センチュリーは「ハイブリッド」なので、さすがにトムスといえども出力アップはできなかったと見え、出力はノーマルと変わらず(381PS)。
ただ、エンジンやECUには手が入らないまでも、オリジナルマフラー「トムス・バレル」にてレスポンスを向上させ、重厚なサウンドを演出しているようです(テールパイプはオーバル4本出し)。

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外観についてはフロントアンダー、サイドアンダー、リアアンダー、トランクリッドにエアロパーツが装着。
車高は落とされ、ホイールも大径化されることに。※このホイールはオプション扱い

ちなみにフロントバンパーに内蔵されたLEDデイタイムランニングランプ、メッキホイールを見るに、ちょっと「イカツイ系」のカスタム路線を採用している模様。
トムスではこれを「エレガントでアクティブ」と表現しています。

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こちらはトムス・センチュリーの後部座席に座るトヨタ自動車豊田章男社長。
内装を見るに、金額アップの多くはこの豪華なインテリアに費やされているようですね。
なお、このインテリアは「スポーティーにもエグゼクティブにも変更可能なフルオーダーメイド」。
ナッパレザーを使用しており、ステッチやカラー、その他素材を考慮すると「無限」の組み合わせがある、としています。

昨年の東京オートサロン/大阪オートメッセではトヨタ直系のモータースポーツ部門、Gazoo racingがカスタムしたセンチュリーが公開されていて、こちらのカスタム内容は下記の通り。

・ブレーキは「GR」ロゴ入り、ホワイトの対向ピストンキャリパー
・ホイールはBBS
・フロントグリルに「GRMN」バッジ
・スポイラー、ドアミラーはブラック(光の加減によってはゴールドの反射)
・タイヤはアドバンスポーツV105
・リアスポイラーはカーボン製
・エンジンスターターボタンにもGRロゴ

VIA:TOM'S

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