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レクサスTZには「LFAのV10サウンド」を再現するアクティブサウンドシステムが内蔵されているようだ。いったいどんな音なのか聞いてみたい

レクサスTZのエクステリア〜リア

Image:Lexus

| レクサス新型「TZ」が3列シート電気SUVの常識を覆す |

レクサスは北米向けには「北米用」プレスキットを別途用意していた

つい先日、レクサスが放つ最新の3列シート電動SUV「TZ」がその全貌を現したばかりです。

その際の公式プレスリリースでは触れられていなかったものの、後に開催された「Toyota Technical Center Shimoyama現場公開」の場にてチーフブランディングオフィサー、サイモン・ハンフリーズ氏が明確に「LFAのV10サウンドに着想を得た音が選択できる」とコメントしており、このサウンドシステムがちょっとした話題に。

レクサスTZのエクステリア(静止、グリーン)
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なお、レクサスは以前からLFAのサウンドを取り入れる研究をしていることを公言していたものの、「それは成功しなかった」とも述べていて、しかし今回TZにLFAのサウンドが公開されたということは「なんらかの解決策を見つけた」のかもしれません。

レクサスTZのエクステリア〜フロント(全景)

Image:Lexus

そしてこのレクサスTZは「世界同時公開」となっていますが、レクサスの主戦場である北米では公式プレスリリースの内容が日本とはやや異なっていて(配信された画像も異なる)、その内容とともにいまいちどレクサスTZを振り返ってみましょう。

トヨタはかつてレクサスLFAのサウンドを他のクルマでも再現しようと試み、そして「失敗」していた。今ではフェイクサウンドを用いず「その車両に合った音を採用するのが正しいアプローチです」
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この記事の要約(まとめ)

  • 魂のサウンド: 伝説のスーパーカー「LFA」のV10エンジン音を再現するアクティブサウンドシステムを搭載
  • 圧倒的な存在感: 全長5メートル超のボクシーなスタイルに、空気抵抗係数(Cd値)0.27という空力性能を両立
  • 究極の快適性: 全車6人乗り。2列目には電動オットマン付きキャプテンシートを採用し、家族全員が「特等席」に
  • サステナブルな豪華さ: 四国地方の竹を使用したインテリアなど、日本の伝統工芸と循環型経済を融合
レクサスTZのエクステリア〜車体上部

Image:Lexus


LFAのV10サウンドを家族で共有?レクサスTZが狙う「エモーショナルなEV」

「電気自動車は静かすぎて退屈だ」――そんな不満を、レクサスは遊び心あふれる最先端技術で解決しようとしています。

新型「TZ」にて注目すべき昨日は「加速や減速に合わせて車内に響き渡る擬似エンジン音」で、上述の通り、あの伝説のV10エンジン搭載車「レクサス LFA」の快音を取り入れて奏でるシステムが採用されることに(どの程度の類似性があるのかはわからない)。

家族を乗せた静かなクルマが、ひとたびアクセルを踏めば世界最高のエンジンサウンドに包まれる。このギャップこそが、レクサスがTZに込めた「運転の楽しさと洗練された快適さの融合」の象徴なのかもしれません。

レクサスTZのエクステリア〜ヘッドライト

Image:Lexus


デザインと性能:タフな外観に隠された「0.27」の空力マジック

TZの外観は、従来のレクサスSUVとは一線を画す「ボクシーで力強い」スタイルを持っており、これは少し前に発表された一連のレクサスのコンセプトカーが示していたデザイン言語によるものです。

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エクステリアの特徴

  • 全長200.8インチ(約5,100mm): トヨタやスバルの兄弟車よりも長く、堂々とした体格。
  • スピンドル・フロント: グリルレスながらも、レクサスの象徴であるスピンドル形状を維持。新型「GX」をより未来的(ロボコップ風)に進化させたような風貌
  • 空力性能: この四角いフォルムでCd値0.27を実現。航続距離の向上に貢献
  • 足回り: 20インチと22インチのホイールを用意。エアロカバーを装着しつつも、アルミスポークの美しさを際立たせる
レクサスTZのエクステリア〜フロント

Image:Lexus

インテリア:四国の竹が彩るラグジュアリー

室内には、伝統工芸と最新技術をミックスした「竹」のトリムが採用されており・・・。

  • 6人乗り専用設計: 2列目は換気機能と電動オットマンを備えたキャプテンシートを標準装備
  • ソファのような3列目: 「ソファのようなクッション性」を謳う3列目シートには、ボタン一つで2列目がスライドする機構により、チャイルドシートを取り付けたままでも容易にアクセス可能
  • 静粛性の極致: レクサス史上最も静かなSUVを目指し、防音材の徹底投入やエアコンファンの静音化が図られている※この「静か」という要素はアメリカ市場では非常に重要で、北米向けのプレスリリースにおいてもこの部分が強調されている
レクサスTZのインテリア(全景)

Image:Lexus


スペックとメカニズム

現在判明しているスペックをまとめると以下の通り(北米仕様)。

項目スペック詳細(予測含む)
バッテリー容量77 kWh もしくは 95.8 kWh
航続距離最大約300マイル(約480km)
駆動方式全輪駆動 (Dual-motor AWD) 標準装備
最大出力420馬力以上(予測)
充電ポートNACS(テスラ方式)採用
サウンドシステム21スピーカー Mark Levinson + LFA V10サウンド
新機能リアコンフォートモード(後席の揺れを抑える制御)

走行面では、前後トルク配分を0:100から80:20まで瞬時に可変するトルクスプリット4WD、さらに最大4度の後輪操舵(4WS)により、巨体を感じさせない小回り性能と安定性を両立しています。

レクサスTZのエクステリア〜テールランプ

Image:Lexus


競合比較:なぜ「TZ」が選ばれるのか?

3列シート電動SUV市場は、現在急速に拡大しており・・・。

  • テスラ モデルX: 圧倒的なハイテク感があるものの、TZは「日本的なおもてなし」と「静粛性」で差別化
  • キア EV9: デザイン性で高い評価を得ており、しかしレクサスはLFAサウンドのような「ブランドのヘリテージ(遺産)」を武器に情緒的な価値で対抗
  • 兄弟車(トヨタ/スバル)との違い: 単なるリバッジ(バッジ替え)ではなく、専用のダッシュボードデザイン、竹トリム、そして独自の足回り制御など、全く別物のラグジュアリーカーとして仕上がっている
レクサスTZのエクステリア〜リア(全景)

Image:Lexus


結論:2026年末の発売が待ち遠しい、EV界の異端児

レクサスTZは、「大きくて便利な電気自動車」というだけではなく、環境への配慮(サステナブル素材)、そしてブランドの誇り(LFAサウンド)、そして家族全員へのホスピタリティを高次元でパッケージングした一台です。

EVへと移行しても「クルマ好き」であることを諦めたくない。そんなアメリカのパパにとってTZは最高の選択肢になることは間違い書く、2026年末の発売に向けて、さらなる詳細スペックの公開が待たれるところでもありますね。

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