| 相変わらず世界中で破壊の限りを尽くしているようだ |
ワイルド・スピード第9作目のディーザームービー(トレイラー)が公開に。
アメリカでは「F9 The Fast Saga」とタイトルが決まり5月20日に公開予定ですが、現時点では邦題や日本での公開日は未定。※邦題は「ワイルド・スピード ジェットブレイク」に決定
F9 The Fast Sagaでは監督が「ワイルド・スピード EURO MISSION(2013)」依頼のジャスティン・リンに戻ったことが一つのトピックです。
加えて新メンバーのジョン・シナ(プロレスラー)、マイケル・ルーカー(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに出演)の登場、おなじみメンバーのミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、リュダクリス、ジョーダナ・ブリュースター、ナタリー・エマニュエル、シャーリーズ・セロン、ヘレン・ミレン。
なお、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムは出演しないと見られますが、これはドゥエイン・ジョンソンがヴィン・ディーゼル、タイリース・ギブソンはじめメインキャストとの不仲が報じられていたためかもしれません。
ワイルド・スピード9作目の予告編はこうなっている
そこで今回公開された、3分50秒という比較的長めの予告を見てみましょう。
まずは片田舎で暮らすドミニクの現在の暮らしから。
「昔はゼロヨンに命をかけたもんだが、今ではもう無茶はできねえ」
「なんせ今のオレにはファミリーがある」とリトルブライアンを寝かしつけるドミニク。
なお、ワイルド・スピードにおいて「ファミリー」というワードは6作目以降急激に使用される回数が増えている、という統計があります(つまりは意図的)。
ワイルドスピードはもはや車の映画ではない?シフト回数などをシリーズごとに分析した結果が公開に
しかし当然ながらワイルド・スピードがアットホームな映画になるはずはなく、「で、何がはじまるんです?」という感じで仲間が続々集合。
そして舞台は南米っぽいところへ。
今回はドミニクとジョン・シナ演じる新キャラクターとの確執がメインのようで、予告編においても相当な時間が割かれています。
例によってとにかくドッカンドッカン。
そしてマスタングを運転するのはジョン・シナ。
ジョン・シナは手に入れたばかりのフォードGTを転売してフォードに訴えられましたが、その後ちゃんと和解していて、フォード車に乗っていることもまたひとつの「ネタ」なのかもしれませんね(最近のワイルド・スピードはダッジがスポンサーについているが、ここまでフォードが全面に出ているということは、フォードも資金と車両を出したと考えられる)。
もちろんシャーリーズ・セロンも登場。
今回のビックリドッキリメカは「ポンティアック・フィエロ」。
ポンティアック・フィエロをフェラーリ348風のレプリカに→さらにそれをオフローダーにカスタムした車両が9,500ドルで販売中
「え?フィエロ?」「ただのフィエロと思うなよ。このフィエロはジェットエンジンつきだッ!」
どうやらこの戦闘機に対抗するためのクルマのようですね。
そのほか、吊橋をクルマで渡るというスタントも。
なんと「ハン」が復帰する
そして驚きなのが、「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」にてルーカス・ブラックを守るため犠牲になり、炎上するクルマの中で絶命したはずのハンが再登場すること。
「よう、驚かせたな。ところでお前ら、なかなかいいところに住んでんじゃん?」といつものスナック菓子をポリポリ。
なお、ハンは監督のジャスティン・リンお気に入りのキャラクターであると報じられたことがあり、よって監督復帰にあわせてハンを復帰させたのかも。
ハンがドライブするのはオレンジのトヨタGRスープラ。
これはもちろんワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTに乗っていたマツダRX-7へのオマージュだと思われますが、ハンは作品中でレクサスに乗っていたこともありトヨタがCMにでも起用すればいいのにな、と思ったり。
そしてこちらは以前に撮影風景が報じられたシーンのようですね。
やはりハンは身を挺して仲間を守る行動に出るようです。
そしてハンのスープラに進路を遮られたトレーラーはこんな感じに。
そのほかにはこんなシーンも
ワイルド・スピードというと欠かせない、美女とスーパーカーとでどんちゃん騒ぎ。
日本家屋内でのバトルっぽいシーンも見られます。
日本も舞台の一つなのかはわかりませんが、ほかにはロンドンも登場するようですね。
VIA:The Fast Saga