| この「ドアパネルのモニター」は今後一般化しそうだ |
さて、ここ最近スパイフォトを積極的に公開しているインスタグラムアカウント、cochespias。
今回は新型メルセデス・ベンツSクラスに採用されるドアパネルのリーク画像をアップしていますが、どうやらドアには「モニター」が内蔵されている模様。
この画像はメルセデス・ベンツ特有の「シートポジション設定スイッチ」、(ちょっと見にくいものの)”Memory”等の文字が確認可能。
ちなみにこの「ドアにモニター」は今後高級車では一般化する兆しもあり、主にEVスタートアップでは好んでこれを採用する傾向があるようです(下の画像はファラデーFF91)。
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新型メルセデス・ベンツSクラスは一気に内装が「未来」へ?
こちらはディスプレイが「消灯」した状態。
上の画像と比較すると黒い部分に文字が見えていたり見えていなかったりすることで「モニターらしき」ものが内蔵されているように思えますが、液晶モニターほどカラフルであるようには見えず、これはモニターではなく「単なる透過式照明」である可能性も。
これまでにも何度か新型メルセデス・ベンツSクラスのインテリアについてはスパイフォトが出回っているものの、わかっているのは「ステアリングホイールが新形状になる」「メーターは液晶」「センターコンソールには異常に大きなモニター装備」といったところ。
つまりは現行の「重厚で優雅な」インテリアから、一気にテスラばりの未来っぽい内装へとリープするということになりますね。
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ただ、メルセデス・ベンツというとやはり「豪華絢爛」なインテリアがその特徴であり、これがテスラはじめ新興EVメーカー同様の先進的なデザインになってしまうと排他性が失われ、「メルセデス・ベンツを選ぶ意味」を失う可能性もありそう。
加えて、あまりにインターフェースを変えてしまうと、メルセデス・ベンツSクラスの主要顧客層である高年齢な人々が「ついてこれない」可能性も否定できず、今回のフルモデルチェンジが「吉と出るか凶と出るか」は気になるところです。
しかし一方で、実際にメルセデス・ベンツSクラスを購入しているのは「(スマートフォンに親しんだ)中国の比較的若い層」だという統計もあり、それを鑑みるに問題はないのかも。
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新型メルセデス・ベンツは発表を目前に控える
新型メルセデス・ベンツSクラスは発表間近だと思われますが、現在チョコチョコと外装の画像がリークされている状態。
さほどドラスティックに変わるようには見えないものの、ヘッドライトが薄く長くなったり、フロントグリルが突き出たかのような構造を持っていたりとディテールについては様々な変更が見られます。
加えてドアハンドルはポップアップ式の「フラッシュマウント」を採用しているようですね。
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