| ライトやウインカー類はリモコン操作で点灯可能 |
韓国のモデラー、リー・サン・ウォン氏が「とんでもなく精巧な」キア・ソレントのモデルカーを作成。
それ単体で見たとき、モデルカーと言われなければ実車だと間違えてしまいそうな出来栄えです。
なお、全てのパーツは3Dプリンターによって製作されているそうですが、CADデータの提供はキアの協力によるもの。
本件に限らず、最近では自動車メーカーがライセンスを与えたミニカーメーカーに対してCADデータを提供するケースが増えており、ミニカー業界全般的に精度がぐっと向上してきているようですね。
完成したキア・ソレントはこうなっている
まずは完成した状態のキア・ソレントですが、どこからどう見ても「実車そのもの」。
全体的なバランスも秀逸で、実車のような重厚感もありますね。
いやこれ実車じゃないの?と思っていたら・・・
ヒョイっと手で持ち上げます(けっこう衝撃的)。
ヘッドライトには3連LEDが仕込まれ、デイタイムランニングランプ、ウインカーも点灯可能。
これらの点灯については、リモコンを使用するようですね。
ホイールはもちろんですが、その奥に見えるブレーキキャリパーも実車同様。
テールランプ、そしてルーフスポイラーに装着されたハイマウントストップランプも点灯可能。
実車そっくりのキア・ソレントはこうやって作る
そしてここからは、このキア・ソレントのメイキング状態。
こちらはまずCADデータを調整しているところです。
それを3Dプリンターに出力。
3Dプリントされたパーツを仮組みし、実車の画像と比較してみます。
その後は塗装開始。
ステアリングホイールはこんな感じ。
このあと、センターにはちゃんと「KIA」の文字が入ります。
いったんパーツを組み付け、インフォテイメントディスプレイの発光テスト。
こちらは完成状態ですが、インフォテイメントシステムが発光し、メーターパネル内のウインカーインジケーター、ドアミラーに内蔵されたウインカーが連動して発光していることもわかります。
反対側から見るとこう。
こちらはヘッドライトやデイタイムランニングランプ、ウインカーの製作やテストを行っているところ。
凄まじいまでのクオリティを持つモデルカーですが、世の中にはとんでもない情熱とスキルを持つ人がいるものですね。
VIA: Thestory