| 思ったよりはけっこう大きかった |
アストンマーティンがDB11、ヴァンテージ等現行モデルに採用されるキー、そしてその機能について紹介する動画を公開。
アストンマーティンはかつてフォード傘下にありましたが、同時期にフォードが保有していたのがボルボ。
そして当時のアストンマーティンのキーはボルボと共有で、アストンマーティンのエンブレムを剥がすと下からボルボのマークが現れたという報告を見た記憶もあり、しかし現代のアストンマーティンのキーはそういった話も過去のものとしてしまうほどスタイリッシュに。
もちろんスマートキー(キーレス)化された便利なものであり、ここでその内容を見てみましょう。
アストンマーティンの「最新」キーはこういった形状と機能を持っている
まず動画で登場するのがこういったボックス。
さすがに貴族御用達のクルマというか、所有意欲を高めてくれる仕様ですね。
そして箱を開くとメインキーとスペアキー、そしてエマージェンシーキーが顔を見せます。
左側がメインキーで「ピアノブラック仕上げ、クロームのトリムあり」、そして真ん中はエマージェンシーキー、右はマットブラック仕上げのスペアキー。
こちらはキーのボタンに割り当てられた機能。
同じボタンであっても「長押し」等によってその機能が変わってくるようですね。
キーを身につけていれば、フラッシュマウントされたドアハンドルの「前側」をタッチするだけでドアを開けることが可能。
閉じる(ロックする)ときはドアハンドルの後部をタッチするようですね。
もしもキーのバッテリーが切れたなら
そしてスマートキーで困るのが「バッテリー切れ」。
電池が手に入る場合は、キーの背面を開くことでボタン電池の交換が可能です。
スーパーカーのキーについては、「ディーラーでないと電池交換できない」といったものも過去にありましたが、やはりそれでは不便極まりなく、簡単に工具なくして電池交換できるのはありがたいところです。
そして、もし電池が手に入らない時に活躍するのが「エマージェンシーキー」。
ドアハンドルを持ち上げ、奥に現れるキーシリンダーに鍵を差し込んでドアを開けることができます。
ただ、ドアを開けることができたとしても、車内にはキーシリンダーがなく、キーによる始動ができないのが「最近のクルマ」。
そんな場合はキー先端のキャップを外して・・・。
カップホルダーの間にあるスロットにキーを差し込めば、電池切れのキーであってもクルマと通信ができ、エンジンスタートが可能に。
なかなか多機能な最新スマートキーではありますが、ひと世代までの「クリスタル」採用のキーもなかなか良かった、と思います(これはセンターコンソール上のスロットに差し込んで使用する)。
VIA:Aston Martin