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それは違う。「格好良いフェラーリですね」。一般人からするとポルシェもフェラーリに見える?

2020/04/05

| フェラーリに間違えられたのは一回や二回ではない |

さて、ぼくは図らずもポルシェを4台乗り継ぐことになりましたが、ときどき周囲の人から言われる言葉が「格好いいフェラーリですね」。

つまり、ぼくのポルシェ(911やボクスター、ケイマン)をフェラーリと混同しての発言ということになり、しかしこういったとき、ちょっと対応に困ってしまいます。

よく知った人であれば、「いやいやいやいや、どう見てもポルシェだろ!」と突っ込みようがあるのですが、たとえば出先で遭遇した見知らぬ人で、かつ人の良さそうな老人だったりすると、せっかく褒めてくれたのに「いや、これはフェラーリじゃないんですよ・・・」と返すのも憚られ、どう返答したものか、と頭を悩ませることに。

その場限りの出会いであって、もう二度と会わない人であれば「ありがとうございます」と否定せずに賛辞を受け取ることになりますが、ちょっと困るのは自宅の前で洗車しているときなどに「格好いいフェラーリですね」と言われた場合。

そこでも同じく「ありがとうございます」とやり過ごすことはできるのですが、もしその人(仮に老人だとする)が日常的にぼくの家の前を散歩しているような人であり、その人が家に帰ってから「今日、格好いいフェラーリを見たよ」と孫に話したとき、「ジージ、あの家のクルマはフェラーリじゃなくてポルシェだよ!」と思いっきり否定されて自尊心を傷つけられることになるかもしれず、そんなときに「アイツ(ぼくのこと)がちゃんと事実を教えておいてくれたならば、恥をかかずにすんだのに・・・」と逆恨みされるんじゃないかと考えたりするのです。

よって、「格好いいフェラーリですね」を声をかけられた後、相手を見て0.5秒くらいで上記のような思案を巡らせるのですが、現在ぼくがそのような場合に返答するのは「あ、似ているようですが、このクルマはポルシェっていうんです。実はフェラーリとマークが一緒なので、ときどき間違えられるんですよ。ボクもフェラーリを買えるような身分になれればいいのですが」。

そこで相手がちょっと興味を示した場合、さらに相手をフォローする意味で「ほら、ここに馬があるでしょう?この馬がフェラーリと同じなんですよ」と説明したりします。

そうやって話をしてゆくと、相手も自尊心を傷つけられることなく会話を終了させることができ、その老人も家に帰った後、孫に「知ってるか?フェラーリとポルシェのマークはな、同じ馬を使ってるんだぞ」と話題を提供できるかもしれません。

なお、フェラーリとポルシェとを間違える人の心理もわかるような気がしていて、というのもケイマンであれば981世代からリアフェンダーが「フェラーリ360モデナ」風に盛り上がり(それまでのポルシェは前後フェンダーの高さが一緒だった)、かつフロントのエアインテーク形状も360モデナに似ているため。

よって、正面から真っ赤な981ケイマンがやってくると、ぼくですら「おっ、360モデナ」と思ってしまうことがあるのですね。

パーキングランプの遅延点灯もよく突っ込まれる

多くの輸入車はパーキングランプを遅延点灯させることができますが、これはドアをロックしてもしばらくの間前後ランプが点灯し続ける機能。

たとえば北米などでは、夜間に自宅の敷地内に駐車し、その後ロックした時にすぐランプが消えてしまうと「周囲が急に真っ暗」になって自宅の玄関までたどり着けないことがあり、それを防止するためにしばらく周囲を照らし続けるためだと聞いたことがあります(そのため、メーカーによってはウェルカムホームランプと呼ぶ)。

そしてこのランプはON/OFF、そして遅延点灯時間を設定できるのですが、ぼくは数秒間(何秒か忘れた)これを点灯させるようにしているのですね。

ただ、この遅延点灯は国産車では馴染みのない装備なので、出先でクルマを停め、ドアをロックして立ち去ろうとしたとき、よく国産車オーナーから「ライトが点いたままですよ」と声をかけられることが。

もちろんその人は親切心で声をかけてくれているので、そういった場合もまた相手を傷つけないように対応せねばならないのですが、こちらについては今だにうまい返し方が見つかっていません。

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