| ただし現在は航空産業から撤退済み |
なんとポルシェ製の空冷フラットシックスエンジンを積んだ飛行機、「ムーニーM20L PFM」が(約1100万円にて)販売中。
ムーニー(Mooney)はおもにハイパフォーマンス機に特化した航空機メーカーだそうで、「M20L」は同社の航空機の型番、そしてPFMは”Porsche-Flug Motoren”つまりポルシェの航空機用エンジンを意味するのだそう。※1991年にポルシェは航空機用エンジンから撤退済み
つまり自動車用のエンジンを航空機にスワップしたのではなく(さすがにそれは無理があるか・・・)、航空機用に作られたポルシェ製エンジン(出力217馬力)を搭載した、ということになりますね。
機体には誇らしげに「PORSCHE」ロゴ
そして機体には「PORSCHE」ロゴ。
このロゴが目に入ったとしても「ポルシェ製エンジンがこの中に収まっている」と理解できる人は少ないかもしれませんね。
こちらはコクピット。
エンジンは1基のみだと思いますが、なんでこんなに計器が必要なんだろうな、と(航空機のコクピットを見るたびに)思います。
とにかくすごい量の計器類。
シート、そしてクッションにはポルシェロゴ(ヘッドレストにはポルシェエンブレムのエンボス加工も)。
これらは前オーナーによってカスタムされた部分だそうで、おそらく前オーナーは(この航空機以外にも)ポルシェのクルマを所有するポルシェファンだったのでしょうね。
ムーニー社はこのM20Lを(1988年〜1989年にかけ)41機のみ製造したそうですが、1989年にはターボエンジン搭載のM20Mへと進化させた、とのこと。
航空機のエンジンは一般に飛行時間2000時間度とにオーバーホールする必要があり、このムーニーM20Lのエンジンも以前にオーバーホールを受けており、その後に飛行したのは400時間、と紹介されています。
ポルシェは意外や様々な事業に手を出している
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これらはグループ会社が手掛けるものではありますが、けっこういろいろな事業をを手掛けていることになりますが、「まさか飛行機まで」という感じですね。
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さらにはプーチン大統領専用車も手掛けており、他にもまだまだ「知られざるポルシェ製品」があるのかもしれません。
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参照: Facebook Marketplace, Courthouse News