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え?これがシビック・・・?あの「ホンダがWRC参戦を目論み、2台のみ試作した(という設定の)」ミドシップワンダーシビックが中古市場に

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| まさかこのクルマが売りに出るとは思わなかった |

以前にも紹介した、「世界に二台」のみ存在する、ミドシップ化されたホンダ・シビック(ワンダーシビック/1984年製)が中古市場に登場。

このクルマはホットロッドビルダーのアンディ・バーチェック氏という人物が製造したもので、まずは自分用に一台を製作していますが、その後これを見た人から「どうしても欲しい」という製作依頼を受け、もう一台が製造されるに至っています。

なお、さすがに本職のビルダーだけあって完成度は非常に高く、実際にこれを見た人は「ホンダは当時、こんなクルマを作っていたのか!?」と勘違いするほどなのだそう。

そんなとき、アンディ・バーチェック氏は「そう。これはホンダがグループB(WRC)に参加するため秘密裏に作ったもので、2台だけが生産され、もう一台はホンダ本社が保管しているのさ」といってニヤリと笑うようですね。

モチーフはルノ-5ターボ

なお、この「ミッドシップシビック」のモチーフはかの「ルノー5ターボ」。

FFコンパクトハッチを(ラリー参戦のためのホモロゲーション取得用に)ミドシップにコンバートしたという”変態”車の一台で、たしかにリアフェンダーなど、このシビックにもルノー5ターボ風のモチーフを見ることができます。

そしてリアフェンダーの飛び石キズを見るに、このオーナーは相当に「走って」いた模様。

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この「ミドシップ」シビックに積まれるエンジンはアキュラ製の3.2リッターV6(J32A2)。

以前の紹介時には2.5リッターV6が積まれていたものの、外装の一部(ヘッドライトなど)とともにアップグレードが行われているようです。

もちろん簡単にシビックをミドシップ化できるわけではなく、車体後半の多くを切り取り、サブフレームを接続することによってエンジンを納めていて、画像を見ると遮熱もしっかり行われており、かなり高い品質にてカスタムされていることがわかります。

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カバーを閉じるとこんな感じ。

ロールケージが組まれ、消化器も取り付けられています。

シートベルトのショルダーパッドはなぜかモッフモフ。

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裏から見るとこう。

サスアームは新設され、エキゾーストパイプの取り回しもしっかり考えられており、ちゃんとマフラーも取り付けられるなど、遵法精神の高いカスタムですね。

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エンジンが取り除かれたフロントはコンパートメントとして活用されていて、スペアタイヤやバッテリー、工具類が整然と収まります(しかもバランスがいい)。

いかに本職といえど個人カスタムの域を超えたレベルの品質に驚かされます。

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内外装のまとまりもいい

そしてやはり特筆すべきはその内外装、つまり見える部分。

一見して「ノーマルと違う」ことがわかるもののデザイン的に破綻がなく、かつ「地味に」まとまっているところがナイス。

メーカー純正カスタムだと思う人がいるのも納得です。

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前後フェンダーのバランス、ブラックのモールなど全体的な整合性も取れています。

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リアも「控えめ」。

純正ライクに仕上げられたリアバンパーもいい感じです。

ワイドフェンダーのほかその性格を主張するのはリアスポイラー、「V6」エンブレム、左右出しとなったテールパイプくらい。

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インテリアも至ってシンプルで、ノーマルのイメージを残したまま。

ただしメーターが追加され、オーディオやシートは交換済み。

トランスミッションは6速マニュアル、そしてペダルはレーシーな滑り止め加工つきのアルミ製です。

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こちらは過去にこのクルマが紹介された雑誌等のメディアたち。

なお、このクルマがミドシップ化されたのは1987-1992年とのことで、じつに5年の歳月を(カスタムに)要しているということになりますね。

販売はオークション形式にて行われており、現在の価格は35,520ドル(邦貨換算で375万円くらい)。

この完成度や、おそらくは痛快極まりない走りを考えるに、この価格でも「かなりお買い得」だと言えそうで、結果的にどこまで価格が上がるのかに注目したいと思います。

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参照: Bring a Trailer

 

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