| ここまでやるには相当なお金と情熱、時間が必要だ |
さて、これまでにも様々な「やりすぎ」カスタムをお届けしてきましたが、今回はそれらの中でもトップレベルに君臨しそうなカスタムが施された一台です。
今回紹介する個体はシビック・セダンを「シビック・タイプR」風にカスタムしたもので、様々なパーツが取り付けられて”タイプR”以上のルックスに。
この個体はニュージャージー州のアミューズメント施設、シックスフラッグスにて目撃されたものだそうですが、その内容を見てみましょう。
シビック・タイプRよりお金がかかっているのかも
そもそもなぜこのオーナーがシビック・セダンをシビック・タイプR風にしたかったのかはちょっと謎。
カスタムされた内容からするとシビック・タイプRを購入した方がいいんじゃないかと思えるほどお金がかかっている模様。
(シビック・タイプRが3ドアなのであればまだしも)シビック・タイプRは「5ドアハッチバック」なのでセダンよりもユーティリティが高く、普通に考えるとセダンをタイプR風に変更する理由はないのかもしれません。
ただ、「カスタムカーあるある」ということで、「タイプRには手が届かない」と考えてまずは「セダン」を購入たものの、しかしその後にチョコチョコと手を加えていると、結果的に「タイプRを購入できる金額になってしまった」という例なのでは、と推測しています(ぼくにも経験がある)。
一部パーツはシビック・タイプR流用(純正)?
フロントを見るとウイングレット付きのリップとステー、牽引用のフック、バンパー左右のダクトインサート、各種ガーニッシュのようなもの、フロントバンパーとフェンダーとを繋ぐタイバンド、ボンネット上にはダクトやエアアウトレット、フィン的なものが装着。
後ろから見てみると、フロントフェンダーにはシビック・タイプR風のサイドギル、そしてサイドステップ、ルーフにはスポイラーとボルテックスジェネレータ、リアにはもちろんあのウイング、そしてバンパー下部にもエアロパーツが付加されています。
さらには牽引用のフック(ループ)、チタンカラーっぽいテールパイプをもつマフラーも確認できますね。
なお、このオーナーは3本線が好きなのか、フロントのダクトには3本のリフレクター(もしかするとLEDライトバー)を斜めそして並行に取り付けており(マスタングのヘッドライト内部のような感じ)、さらにはモンスター・エナジードリンクのような引っ掻き傷グラフィック、そしてリアには3つのリクレクターを斜めに装着していて、自身のオリジナリティも発揮している模様。
一部パーツはシビック・タイプRの純正パーツを使用しているように見えますが、その取得コストや装着のための加工にもかなりな費用がかかったと思われ、そしてリアウイングについてはけっこう質量があるとともに大きなダウンフォースを発生すると考えられるため、「走行中に外れるんじゃないか」と心配になったりします。
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参照:Reddiit