| 塗料を開発したのは日本の光陽オリエンタルジャパン |
さて、BMWは「世界一黒い」特殊塗料、バンタブラックにてペイントされたX6を発表していますが、これは”可視光線の99.965%を吸収してしまうという「Vantablack VBx2コーティング」”を施したクルマ(人の髪の毛の5000分の1の細さを誇るカーボンナノチューブが光を吸収する)。
よってその画像を見ても「フォトショップ上でボディが黒く塗りつぶされている」ようにしか見えず、実車は一体どんな感じなんだろうなと思ったりします。
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「すごく・・・真っ黒です・・・」。BMWが”世界でもっとも黒い”特殊塗装を持つBMW X6を発表
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バンタブラックよりも黒い塗装が登場
そして今回動画にてDipYourCarが紹介するのがバンタブラックよりも黒い「99.4%」の可視光線を吸収するというペイント。
これは光陽オリエントジャパンが開発した塗料で「MUSOU BLACK(無双ブラック?)」というものだそう。
調べてみると光陽オリエントジャパンは光学機器を主に取り扱っており、その関係で遮光関連製品を取り揃えていて、この「光を吸収する」ペイントもその一つということになるのだと思われます。
早速MUSOUブラックに塗装してみる
そこでユーチューバーはさっそくこのMUSOUブラックへとペイント開始。
用意された車両はランエボ(ランサーエボリューション)ですが、かなり慎重にペイントする必要があり、念入りに下準備を行っているようですね(下の画像は塗装前のマットブラック。マットといえどバンタブラックに比較するとまだ光沢がある)。
なお、この塗料はもともとクルマに塗ることは考えて作られたわけではなく、そこがバンタブラックとの差異ということになりそうです。
そして塗装開始!
MUSOUブラックに塗ってみたらこうなった
そしてこちらが塗装後。
どう見ても「加工された画像」にしか見えないのですが、おそらくこれが”実際”なのだと思われます。
フォトショップでコントラストを極限まで落とし、そこから濃度を増すとちょうどこんな感じになりますね。
塗装されていない部分との対比が非現実的。
とにかくものすごい黒さ。
どんな人でも二度見することは間違いなさそう。
路上に出てみてもその黒さは一切変わらず。
真っ黒いランエボを作り上げる動画はこちら
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