ジャガーがヴィジョン・グランツーリスモSV発表！4モーター、1,903馬力、最高速は410km/h。「ジャガーではレーシングカー、市販車ともに同じDNAを持っている」

2020/12/17

｜　ジャガーらしい優美なスタイルを持つレーシングカーがグランツーリスモでも使用可能に　｜

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ジャガーが予告通り「ヴィジョン・グランツーリスモSV」を発表。

もちろんプレイステーションにて提供されるグランツーリスモの中のみで走行させることができるクルマですが、昨年公開された「ジャガー・ヴィジョン・グランツーリスモ・クーペ」のアップデート版、そしてレーシングバージョンとも捉えることができそうです。

ジャガー・ヴィジョン・グランツーリスモSVはこんなクルマ

まずはジャガー・ヴィジョン・グランツーリスモSVの（ゲーム内での）スペックにつき、出力は4モーター搭載にて1,877HP（1,903PS）、0-100km/h加速は1.65秒、最高速は410km/h。

ボディには「エレクトリック」を強調するためか、プリント基板を思わせるグラフィックも。

リアウイングには「SVO」のロゴ。

これはジャガーのパーソナリゼーションおよび特別車両制作部門、「スペシャル・ビークル・オペレーションズ」の頭文字です。

ジャガーはこのヴィジョン・グランツーリスモSVのデザインにあたり、かつてのCタイプ、Dタイプ、XJR-9、XJR-14の特徴を車体に反映させたと述べており、たしかにジャガラーらしい優雅なシルエットを持っているようですね。

そのデザインにはゲーマーの意見も反映

そしてジャガーはオンラインにて集めたファンの意見もデザインに投影したといい、これは「ヴィジョン・グランツーリスモ（VGT）の持つ性格ならでは、と言えそうですね。

同じようにファンの意見を収集して考えられたクルマとしては、フォードの「Fordzilla P1」が存在しますが、こちらはジャガー・ヴィジョン・グランツーリスモSVとは異なり「ゼロベースから」ファンとともに作り上げています。

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ジャガーのクルマは「ロードカーであっても、レーシングカーであっても、同じDNA」を持つ

そしてジャガーのデザイナー、ジュリアン・トムソン氏が語るには「（D-TypeとXKSSのように）ジャガーのつくるロードカー、そしてレーシングカーとの間でDNAをシェアしているため、昨年公開されたヴィジョン・グランツーリスモ・クーペもまたレーシングカーとしての素質を持っており、それを純粋なレーシングカーに昇華させるのは難しい作業ではなかった」とのこと。