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新生ジャガー、待望の新型車名は「Type 01」に決定。アルファベットではなく数字を用いた「意外な名称」の真意についても語られる

ジャガーが公開した新型車「タイプ01」のティーザー画像

Image:Jaguar

| ジャガーは今回「XJ」「E-Type」などアルファベットを使用しなかった |

たしかにコンセプトカーも「00」という数字ではあったが

かつての伝統的な英国車のイメージを脱ぎ捨て、完全電気自動車(EV)ブランドへの転換を宣言したジャガー。

長らく新車の空白期間が続いていた同ブランドから、ついに待望の量産モデルに関する重大な発表がなされることに。

ジャガーがYouTubeに公開したティーザー動画より「XKSS」
ジャガー復活の鍵を握る「Type 00」市販モデルの車名が5月12日に発表へ。伝統の「なんとかタイプ」あるいは「XJ」のようにアルファベット、あるいは全く別の呼称に?

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ジャガーが仕掛ける「史上最大の賭け」:この記事の要約

  • 衝撃の車名: 伝統の「XJ」や「E」を継承しなかった理由
  • 怪物級スペック: 1,000馬力を超える驚異のパフォーマンス
  • ブランドの変革: ベントレーやロールス・ロイスを見据えた「超高級路線」への転換
  • 今後の展望: 2027年の発売に向けたスケジュールと不安要素

ジャガーが選んだのは「原点回帰」を象徴するシンプルな名前

2024年にコンセプトモデル「Type 00」として発表された時から、その市販モデルの名称には多くの期待が寄せられており、「Eタイプ」の復活か、あるいは「XJ」の継承かとも言われていたのが昨日まで。

直近で公開されたティーザー動画では「E-Type」を引用していたため、ジャガーが「伝統的な」ネーミングを継承させるのではと言われていたものの、しかし正式に決まった名前は驚くほどシンプルな「Type 01(タイプ 01)」というものです(タイプ00からタイプ01になった)。

このネーミングにつき、ジャガーのマネージング・ディレクター、ロードン・グローバー氏は次のように語っています。

「私たちは新しい時代に向けてジャガーを再構築しました。Type 01という名前の『0』はブランドの完全なリセットとゼロ・エミッションを意味し、『1』は新しい章の最初の1台、唯一無二(One of a kind)であることを示しています」

つまるところ、この「Type 01」というネーミングは、いち車種の名前の範囲を超え、「過去のしがらみをすべて捨て、ここからすべてが始まる」という、ブランドの背水の陣とも言える決意が込められているというわけですね。

怪物級のスペック:1,000馬力と「聖書的」なトルク

名称こそシンプルですが、その中身は過激そのもの。

Type 01は、ラグジュアリーGT(グランドツアラー)として、以下の驚異的なスペックを備えることが示唆されています。

Type 01 暫定スペック表

項目スペック
パワートレイン3モーター・フルEV
最高出力1,000ps / 986hp
最大トルク1,300Nm以上
駆動方式全輪駆動(AWD)
キャラクターウルトラ・ラグジュアリーGT
発売予定2027年以降

1,300Nmというトルクは、巨大な重機や大型ピックアップトラックに匹敵する数値であり、ジャガーはこれを「Biblical(聖書のように凄まじい)」と表現していて、静寂の中に圧倒的な加速を秘めた、新時代のラグジュアリーを体現する一台になることを予感させます。

元トップギアのホスト、ジェームズ・メイがジャガーを養護。「これほどまでに新型車の発表を楽しみにしたことはない。議論が巻き起こるということは、ジャガーが何かをもたらしたということですよね」

Image:Jaguar

市場での位置付け:ジャガーは「手が届く高級車」をやめる

今回の変革で最も注目すべきは、ジャガーがターゲットとする市場を完全に変えたことであり、これまでのジャガーは、BMWやメルセデス・ベンツの競合として、ある程度「手が届く」プレミアムブランドという位置づけです。

しかし、Type 01からはベントレーやロールス・ロイスと競合する「超高級セグメント」へとシフトすることになり(つまり「手が届かない」領域へ)、これは、販売台数を追うのではなく、1台あたりの付加価値を極限まで高める戦略をベースとしたもの。

伝統的な長いボンネットを持つ美しいプロポーションは維持しつつも、内燃機関(エンジン)を完全に排除したこの挑戦が既存のファンにどう受け入れられるかが鍵となります。

結論:2027年、ジャガーの真価が問われる

ジャガーは現在、既存のガソリン車の生産をほぼ終了しており、実質的に「売る車がない」という極めて異例な状況にあるため、まさにこのType 01にブランドの命運をすべて預けているという状態であることもまた事実(そしてこの状態が2027年のどこかのタイミングまで続くことになる)。

  • 今後のスケジュール: 2026年末までにフル公開、2027年に販売開始予定
  • 新たな展開: Type 01のプラットフォームを用いたSUVモデルの登場も示唆

「Type 01」という名前には、一見地味ながらも、これまでの90年の歴史を一度ゼロにして新しい歴史を積み上げようとするジャガーの強い覚悟が滲み出ているかのように思われ、この大胆な賭けが英国の名門ブランドを再び輝かせるのかどうかに注目が集まっているというのがいまの状況でもあり、このギャンブルの行方次第ではジャガーの命運が尽きてしまうことも否定できず、まさに「自動車業界では最大の挑戦」なのかもしれません。


【豆知識】なぜ「ロングノーズ」なのか?

EVはエンジンがないため、本来ならフロントを長くする必要はありません。しかし、Type 01はあえて長いボンネットのデザインを採用しています。

これは、ジャガーが大切にしてきた「優雅なプロポーション(黄金比)」を守るためで、空力性能だけでなく、一目で「高級車」と分からせるための記号的な意味合いが強く意識されたものだとも説明されており、性能だけでなく「美学」を優先する姿勢は「いかにもジャガーらしい選択」と言えそうですね。

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参照:Jaguar

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