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【動画】あのシンガーまでもが911オフローダーを発表!かつてのポルシェ959をイメージした「シンガーACS」がカッコいい!!

2021/01/06

ポルシェ911のカスタム、ジンガーACS(オールテレーン・コンペティション・スタディ)

| あとは本家ポルシェから911サファリが発表されるのを待つばかり |

さて、トップギアが「ジンガーACS」を紹介する動画を公開。

このジンガーACSはアメリカのジンガー・ビークルデザインと英国のTuthill Porscheとのコラボレーションによって制作されたもので、ACSとは「オールテレーン・コンペティション・スタディ(All-terrain Competition Study)」を指しています。

ジンガーはこれまでオフローダーには手を出してこなかったが

なお、ジンガー・ビークルデザインは空冷世代、主に964よりも前の世代の911をベースにレストアそしてカスタムを行うことを得意としていますが、これまでにオフローダー化を行ったことはないと記憶しており、よって今回のジンガーACSのリリースはかなり意外。

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ちなみにポルシェチューナーとしては老舗、そして自動車メーカーであるルーフは911をオフローダー化した「ロデオ・コンセプト」を公開したことも。

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さらにゲンバラも911をスーパーオフローダー化した「アヴァランチ4X4」の発表を予告するなど、にわかに盛り上がっているのが911のオフローダー化。

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そのイメージはポルシェ959

そしてこのジンガーACSのイメージはズバリ「ポルシェ959」。

性格に言うならば1980年代のラリーを走った959ということになります。

たしかにリアカウルの開き方は959そのもの、という感じですね。

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そしてオフローダーといえどもジンガーが手掛ける車両だけあってその印象はオシャレそのもの。

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ホワイトに樹脂製のクラディング、そして蛍光色のアクセントもナイス。

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フロントには巨大なスポイラーのようなものも。

おそらくこのクルマは公道を走ることはないと思われますが、万が一人にヒットしてしまうと大変なことになりそうです。

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フロントフードはクラムシェル型、そしてその内側にはスペアタイヤ。

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エアバルブの位置は色を変えることでメンテナンス性を向上させていますが、見栄えと実用性を兼ねたいいアイデアですね。

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リアエンドはウイングこそ装備されないものの、そのイメージは959風。

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リアサスペンションは「ツイン」。

アッパーの固定方法を見ると、車体構造そのものが変更されていることもわかります。

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フロントショックもツイン。

サブフレームが組まれ、パネル類はカーボンファイバー。

その仕上がりはジンガー・ビークルデザインならではの美しさを持っており、悪路走行をためらうほどです。

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ヘッドライトは相当に明るそう。

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搭載されるエンジンは空冷フラットシックス+ターボ。

エアインテークは芸術品のような美しさを持っています。

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下から見るとこう。

サスアームが新造され、トレッド(トラック)が拡大されています。

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ジンガーACSのインテリアはこうなっている

そしてこちらはジンガーACSのインテリア。

センタートンネルはジンガーDLSに共通する形状を持っているようですね。

助手席側には大型ディスプレイ(ラリーコンピューター?)、メーターも液晶ディスプレイ。

シフトレバー、そして油圧と思われるパーキングブレーキレバーが「男の仕事場」感をアピールしています。

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シートはヘッドサポートつき。

車体後部にもスペアタイヤが積まれているようです。

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ジンガーACSを紹介する動画はこちら

なお、動画の冒頭ではオフロードを疾走するジンガーACSの姿も見ることができます。

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参照:Top Gear

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